神社に吊るす絵馬に名前や住所を書く人の心理には、いったいどういう気持ちがあるのでしょうか。
人の心理と言うのは、意外なところに出てきたリします。
自分では気が付いていなかった、思いがけない本心が、絵馬の書き方一つにも表れてくるのでしょう。
1.願い事が神様にちゃんと届くようにと思っている
神社に吊るす絵馬に名前や住所を書く人の心理には、ちゃんと願い事が神様に届きますようにと、そういう思いがあります。
名前や住所を書かないと、神様に自分のことが分からないのではないかと思ってしまいます。
毎日多くの人が、神社に参拝しにきます。
そして絵馬を書いて吊るしていく人も沢山います。
その沢山の絵馬の中の一枚が、自分が書いた絵馬です。
他の人の書いた絵馬が沢山あると、つい「私のお願い事は届くのかしら」と、少し不安になってしまうことでしょう。
そういう気持ちを払拭するために、きちんと名前や住所を書こうとします。
絵馬には名前や住所を書いた方が良いのですが、住所のすべてを記入する必要はありません。
それを分かっていても、でも万が一神様に気が付いてもらえなかったらと考えてしまい、念のためすべての住所を書いておこうと思ってしまいます。
真剣なお願い事であればあるほど、そのお願いを叶えてほしくなります。
そのために、神社に吊るす絵馬に、自分の名前や住所全部を書いてしまいます。