何か願いがある時には、神社やお寺に参拝して、神様に願いを託したくなります。
中にはきちんと絵馬を買い、そして願いを書いてみる人もいます。
そうして想いを込めた絵馬は、自宅に持ち帰りたくなりますが、それはNGです。
絵馬を持ち帰ってはいけない理由とは何かご紹介します。
1.絵馬は神様へ「奉納」したもので自分のものではないから
絵馬を持ち帰ってはいけない理由の第一にあるのが「絵馬は神様へ奉納したものである」ということです。
神様に捧げたはずの絵馬を自宅に持ち帰ってしまうことは、神様に対して失礼なことをしているということになるでしょう。
絵馬には、大抵は馬の絵が描いてあります。
名前そのものも「馬の絵」を意味しています。
その由来はというと、神社に馬を奉納する代わりとして、馬の形をした「彫り物」や「馬の絵を描いた木の板」を捧げるようになったということです。
その奉納品である絵馬を持ち帰るのは、ある意味マナーに反しているとも言えます。
絵馬を持って帰りたいと思っても、神様への奉納品である以上、持ち帰ることはやめておきましょう。
絵馬は、お守りと違って身に着けるものではありません。
神様に捧げたものとなるので、所有権は神様です。
うっかりとして持ち帰らないように、気を付けるようにしましょう。