何かどうしても叶えたい願いがある時、神社やお寺に行って絵馬を書く人はとても多いですよね。
では、そんな絵馬の由来はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、絵馬の由来や期限についてご紹介します。
1.絵馬の由来
絵馬とは、何かどうしても叶えたい願い事がある時、神社やお寺に行き、奉納するものです。
多くの場合木の板でできており、五角形です。
また、神社やお寺によって独特の形をした絵馬もあります。
そんな絵馬の由来ですが、昔、神事の時に馬を奉納していた事が記録されていたと言われており、そこが始まりだと考えられています。
そして、色々な事情があり馬を奉納するのがどうしても難しい人達が、馬の代わりに木の板や紙等で作られたものを奉納していたそうです。
奈良時代には木の板に馬が書かれたものがすでにあったと言われています。
絵馬の歴史はそれほど古く、人々の間に今も受け継がれているのです。
奈良時代までは神社のみでしたが、その後平安時代に神社だけではなくお寺にも絵馬の文化が広がりました。
ですので、神社にもお寺にも絵馬があります。
さらに室町時代になると木の板だけでは無く、様々な絵馬が登場するようになりました。
さらにそこから安土桃山時代になると芸術的な絵馬が次々と登場し、多くの人々を喜ばせていたそうです。
小さな絵馬にできるかぎりに技術を込めていたと言われています。
今のように叶えたい願い事を絵馬に描いて神社やお寺に奉納するようになったと言われているのが江戸時代になってからだと言われています。
そこから、今のように受験に関する絵馬等バリエーションが増えました。
このように、絵馬には非常に古い歴史があり、今日の日本人に欠かせない文化や風習となっています。
ここ数年でアニメや漫画のキャラが描かれている「痛絵馬」を書く人が増えました。
このように今も尚絵馬には色々な書き方が生まれています。