仕事をしていて「何だか視線を感じるな」と思ったら、職場の男性にガン見されているといった経験はないでしょうか?
話しかけて来るわけでもなく、かといってずっと見てくるなんて、はっきり言って怖いですよね。
何を考えているのか、どのようなつもりで見てくるのか、サッパリ分からないという方も多いと思います。
しかし男性があなたをガン見してくるのには、いくつか理由があります。
そこで今回は職場であなたをガン見してくる男性の心理や理由をご紹介します。
1.あなたに話しかけてきて欲しいと思っている
まずはじめに考えられるのが、相手の男性が、あなたに「話しかけてきて欲しい」と思っているという心理です。
ガン見してくる人の心理として「自分に気が付いて欲しい」という気持ちがあります。
分かりやすく言えば、あなたを見つめまくることで「こっちに気が付いてくれ」と念じているようなものです。
しかし、そういった男性はガン見しているだけで自分から話しかけたりは出来ません。
そのような勇気は持ち合わせていないのです。
ですから、相手の女性から「どうかされましたか?」「何か御用ですか?」などと話しかけてきてくれるのを待っているという傾向もあります。
「自分が見つめ続けることで、相手が気が付いてくれる」「自分のことを気に掛けてくれる」などと男性側は思ってしまっているのです。
しかし、そのようにガン見をしてくるだけで話しかけて来ないという行為は、されるほうからしてみるととても怖いですよね。
あなたがその男性に対して「あまり関わりたくない」「危険」だと感じたら、たとえ目が合ったとしても気がつかないふりをしましょう。
「どうかされましたか?」などと、気を使うような言動はくれぐれも控えてください。
あなたがそのような優しい発言をしてしまうと、男性からしてみれば「オレの気持ちが伝わっているんだ」と思ってしまうからです。
そうして、男性側から一方的な勘違いをされてしまい、その好意がエスカレートしたりして、ガン見されることがどんどんと増えていってしまいます。
そうなってくると、本当に怖いですよね。
身の危険すら感じるかもしれません。
恐ろしい事態にならないためにも、気が付かないふりが一番です。
2.きっかけ作りや手助けをしたいと思っている
相手の男性がおかしな人ではなさそうで、職場の同僚からの評判も良い場合には、相手の男性があなたと話をするきっかけを探していたり、ただ単にあなたが困っていそうで手助けをしたいと思っていると考えられます。
何か話をしたくても「きっかけがなければ話せない」という男性は案外大勢いるものです。
優しくて心配りができるのだけど、言葉となるとなかなか相手に伝えられないといった人の中に、ガン見をしてくる人も多いのです。
この場合には、ガン見してくる男性には悪気は全くありませんので、気にする必要はありません。
むしろ親切心で見てくれているという場合が多いですので、もしもサポートをしてくれたら「いつも気を配ってくださって、ありがとうございます」と伝えてあげましょう。
しかしこれは周りの職場の人に対しても助けてあげていたり「あの人は、言葉数が少ないけれど気が利く」と職場内で思われているような人に限ります。
そういった男性は、常に周りの同僚のことを心配してくれていたり「何かきっかけがあって、助けてあげられるのではないか」などと思ってくれていたりします。
そのことを気にするばかりに、相手をガン見してしまうのです。
周りからの評判が良い人で、ガン見をしてくるというのは、必ずしも「怖い」などのマイナスなイメージだけということはありません。
ガン見をしてくる相手の男性がどのような人なのかを確かめるためにも、周りの同僚に評判を聞いてみるのも一つの方法でもあります。
3.あなたのことが気になるしかし話しかけられない
相手の男性が、あなたのことが気になってはいるしかし話しかけられないでいるというパターンもあります。
気になるものに対して、チラ見を繰り返してしまったり、ガン見をしてしまう人は多いものです。
しかしその「気になるもの」が、物ではなく「人」だったような場合「相手に自分の気持ちが悟られてしまったらイヤだな」「目が合って、変な風に思われてしまったらイヤだな」と理性が働き、ガン見をすることをガマンする人も多いのです。
しかしながら、その理性があまり働かない人も少なからず存在します。
そういった男性は、相手に自分がどう思われるかなどをいっさい気にせずに、自分の欲望のおもむくままガン見をしてしまいます。
仕事中に「あの人のことが気になってしまう」と思ったとしても、理性が働く人であれば「今は仕事中だし、相手の迷惑になってしまうかも」と思い直し、頭を切り替えて仕事に集中出来るものですよね。
しかしガン見してきてしまう人は「気になる、気になる」と思っている気持ちで頭がいっぱいになってしまって、ついついガン見をしてしまいます。
本当は話しかければ良いものの、どのようなことを話しかければ良いのかも分からずに、ただただ見てしまうという特徴があります。
職場ではあまりトラブルを起こしたくありませんし、ガン見されていると誰かに相談しても「勘違いじゃない?」と流されてしまうこともありますよね。
ガン見してくる人は、相手の反応を楽しんでいるということもありますから、関わりたくない相手ならば無関心を心掛けて下さい。
ガン見されていても、相手のことを見ないようにしましょう。
4.ただ単に目が悪い
これは意外にもよくあるパターンなのですが、相手の男性がただ単にとても目が悪く、何かを見るときにはついついガン見してしまうということもあります。
相手の男性は、とても目が悪いため自分でも気がつかないうちに、さまざまなものをガン見してしまいます。
まずは、その男性のことを観察してみてください。
もし、その男性があなたのことだけでなく他の同僚や上司、それだけでなく、パソコンや資料、外の風景など何からなにまでガン見しているようでしたら、このパターンであるという可能性がかなり高いと言えます。
「メガネをかけるか、コンタクトレンズをつけるかすればいいのに」と思うかもしれませんが、近視なのにも関わらずメガネすらかけていないという人は案外多いものです。
こういった人は自分があなたをガン見しているということに気がついておらず、もちろん悪気もありません。
気になるのであれば「〇〇さん、目が悪いんですか?」と聞いてみましょう。
5.あなたに何か言いたいことがある
相手の男性が恋愛のこと以外で、あなたに何か言いたいことがあるというパターンも考えられます。
例えば、仕事のことなどで何かアドバイスをしたいことがあったり、上司から頼まれてあなたに何か指摘しなければならないことがあったりするというパターンです。
しかしその内容が言いにくいことなので、その話をどのようなタイミングであなたに切り出せばよいのかを、あなたのことを観察しながら見極めているのです。
もしもあなたに何か思い当たることがあれば、このパターンも考えられるでしょう。
ガン見はマナー違反だけれどその心理を知っておこう
ガン見をされるのは、気持ちのいいものではありませんよね。
恋愛感情を持たれているような場合は、特に怖い気持ちにもなるものです。
しかし、それ以外の理由である場合には、男性側に悪気がないということもあります。
よく見極めることが大切です。