職場では男女問わずできるだけ良い人間関係を築いていきたいものですよね。
そんな中で、今までうまく関係を築いていたと思っていたのに、急に態度が冷たくなった男性がいたらとても気になりますよね。
どうしてそういう態度に出るのか、その心理や理由についてご紹介します。
1.あなたが相手の心証を害するようなことをしてしまったから
まずはじめに考えられるのが、あなたが相手の男性に対して、心証を悪くするようなことをしてしまったからということです。
「今まで普通に接していた男性が、ある日を境にして急に態度が冷たくなった」という場合には、あなたが自分でも気がつかないうちに何かその男性に対して失礼なことをしてしまったのかもしれません。
そのこと自体は、もしかしたら大した事ではなかったのかもしれません。
しかしそれによって相手の男性はあなたの心証を悪くしてしまい、冷たい態度をとるようになっているのかもしれないのです。
例えば、その男性宛てに取引先から電話があって、たまたま男性が長いお昼休みに出ていたとします。
あなたはその事実を電話口の取引先に伝えたところ、後日取引先の人にその男性が嫌味を言われたとします。
その女性の対応は特に間違ってはいないのですが、男性にとっては「○○さんが馬鹿正直に伝えたから」といった気持ちになることもあります。
「もしも取引先から電話があったら、営業に行っている」と伝えておいてという風にあなたにしっかりと言わなかった男性側のミスでもあります。
しかしそれでもその女性に対して逆恨みをしたり、心証を悪くしてしまったりするということが職場内ではよくあります。
急に相手の男性の態度が冷たくなったら、自分がその男性に対して何か悪いことをしてしまっていないかを、さりげなく聞いてみるのも良いでしょう。
2.その女性をライバル視し始めたから
男性が急に態度が冷たくなった時の心理や理由の中の一つに、その女性のことをライバル視し始めたからということもあります。
最近では、色々な企業で、重要なポストにおいて女性の登用も高まってきています。
ですから、その男性にとって仲の良い同年代の女性が、場合によっては自分よりも先に重要なポジションにつくということもありえるのです。
もしかしたらその男性は上司などから何か言われたのかもしれません。
例えば「このままではあいつの方が先に出世してしまうぞ」などと言われたとしたら、男性のほうも気持ちが落ち着かなくなってしまうことでしょう。
今までは自分にとって何の害もないと考えていた女性が、実は自分にとっての脅威となるということが分かった場合、男性としてはおちおちしているわけにはいきません。
場合によっては、愛想の良い顔を向ける余裕もなくなってしまうでしょう。
その女性が自分にとってライバルとなると認識した場合、男性はその女性に対して冷たい態度で接してくることが十分にありえるのです。
この場合には、あなたにできることは特にありません。
あなたがその男性に気を使って仕事を譲ったりしてしまうと、相手の男性のプライドを余計傷つけてしまうことにもなりかねません。
ですから、そのような男性のことは気にせずに自分の仕事を精いっぱいがんばりましょう。
きっと時間が経てば、相手の男性も「大人げなかったな」と自分の態度について反省するはずです。
もしも、反省せずにずっとあなたに冷たい態度をとり続けている場合には「器の小さい男性なのだ」と割り切ってしまったほうが良いでしょう。
3.職場内でその女性とのウワサになってしまったから
相手の男性があなたに対して急に冷たくなったとしたら、もしかしたら職場でふたりのことがウワサになってしまっている可能性があります。
そういったウワサは周りから色々と言われるだけでも不愉快ですし、仕事に悪い影響があるという場合もあります。
「今まで通り仲良くしていたら、ウワサがますますひどくなってしまったら困る」と考えて、あなたに対して距離を置いているのかもしれません。
男性は女性以上に周囲の評判やウワサというものを気にするところがあります。
もしも今までとても仲が良かった男性社員が急に冷たくなったとしたら、さりげなく社内の評判を気にしてみましょう。
二人に関して、何らかのウワサが出ているのかもしれませんね。
そういった場合には、相手の男性の気持ちに配慮して、あなたからもあまりしつこくしないということが大切です。
あなたが相手の男性に片思いをしているというような場合は、つらいことかもしれませんが、今はウワサが落ち着くまで距離を置くのが得策です。
4.男性が個人的な悩みを抱えている
相手の男性が、何か個人的な悩みを抱えているというケースも考えられます。
もしも相手の男性が、あなただけに冷たいそこではなく、ほかの同僚や上司、部下などに対してもいつもより冷たい態度をとっているのだとしたら、恐らくはこのケースである可能性が高いでしょう。
その個人的な悩みは、会社でのことではなく、プライベートにおける悩みであるという場合が多いでしょう。
例えば、ご実家のご両親が病気になってしまったですとか、家のローンが厳しくなっているですとか、その男性自身の健康の問題などでもあります。
そういった悩みを抱えているために、職場でも以前のように周りに気を配ったり、愛想よくしたりすることができなくなっているのです。
つまり、心に余裕がないという状態です。
こういった場合には、その男性を温かく見守り、何かサポートできることがあれば手を差し伸べるということが必要になってきます。
5.ただ単に虫のいどころが悪いだけ
普段から気分屋の男性というのも、少なからず存在するものですよね。
相手の男性ももしかすると、このようなタイプの人なのかもしれません。
そして、ただ単に最近は虫のいどころが悪く、周りに対して冷たくあたっていることが考えられます。
俗に言う「八つ当たり」のような状態だと言えるでしょう。
このような場合、相手の男性が冷たいからと言って、あなたが気に病む必要は全くありません。
こういった男性は、自分の感情をコントロールすることが苦手なため、職場の人に冷たく当たってしまいます。
特に優しい同僚や、控えめな部下に対して、冷たい態度をとってくるというような場合には、このパターンだとみてほぼ間違いないでしょう。
そういった人間の周りからは、自然と人が去っていきます。
しかし相手の男性が自分自身を成長させない限り、そういったことは改善されません。
あなたにできることは、その男性の態度を気にせず、スルーすることです。
急に態度が冷たくなった男性との関係改善に努めよう
職場の男性が女性に対して急に冷たくなる心理や理由についてお伝えいたしました。
せっかくコミュニケーションがスムーズだったのがうまくいかなくなってしまったのは残念です。
どうしてそういう態度になっているのか、さりげなく男性の様子を見て、適切な対処をするようにしてみましょう。
そうすることでお互いの関係が改善するということもあるでしょう。