3.支配的な男性は右側?
人間の脳は右脳と左脳に分かれています。
右脳は直感などの情緒的な面を司り、左脳は言語や論理などの理性的な面を司っています。
ただし、体の右側で感じた情報は左脳に、左側で感じた情報は右脳に届くようになっています。
それは聴覚も同様で、右側の耳で聞いた情報は左脳で、左側で聞いた情報は右側で処理されます。
男性が右側に立った場合には、女性は男性の声を右の耳で聞くことになりますが、その場合男性の声が処理されるのは言語や論理を司る左脳。
そのため、右の耳で聞こえた情報のほうが左の耳で聞いた情報より脳に届きやすく、同時に脳はその情報を受け入れやすくなります。
これは単に情報だけでなく、お願いにも言えることで、同じお願いでも右の耳で聞いた頼みのほうが、左の耳から聞いた頼みよりも受け入れやすくなります。
そのため、右側に立っている男性は無意識のうちに自分の願望を聞き届けられたい、自分の思い通りに物事を進めたいと思っているのかもしせません。
さらに利き腕についてもいえることで、男性が右側に立った場合には、女性はどうしても利き腕の自由が少なくなります。
単に並んで歩いている場合でも不自由ですが、手をつながれたりすると、女性は完全に利き手を拘束されて自由を奪われた状態になります。
もしかすると右側に立ちたい男性の心理の中には、相手を思い通りにしたいという欲求が隠されているのかもしれません。