好きな女性のタイプを聞かれた時「母親みたいな人がタイプ」と答える男性も少なくありません。
この答えに対して引いてしまう女性も多いようですが、彼らには全く悪気はなく、純粋な気持ちでそう言っているのです。
では「母親みたいな人がタイプ」と言う人は、どのような心理でそのような発言をするのでしょうか。
1.心から母親を尊敬し、慕っている
「母親みたいな人がタイプ」と言う人は、心から母親を尊敬し、慕っているということが考えられます。
特に、自分の母親が、非の打ちどころのない模範的な母親だったり、周囲から羨ましがられるような素敵な母親だっりした場合、このような発言をするというケースが多くなります。
このような場合、彼らの中では、自分の母親の姿がそのまま理想の女性像として重ねられてしまいます。
その結果、母親のような女性を自分の伴侶として求めてしまうようになります。
そして、自分の母親のような女性を本気で探し求めてしまうようになります。
更に、付き合う女性に対しても、ついつい母親が自分にしてくれたような対応を求めるようになります。
もちろん、彼ら自身も悪気なくそれを求めてしまうのですが、相手の女性にとっては大きな負担になる場合があります。
2.母親以外の女性に慣れていない
「母親みたいな人がタイプ」と言う人の中には、奥手で、女性に慣れていないという人もいます。
彼らの場合、女性に接する頻度が少ないため「タイプの女性は?」と聞かれても、全くわかりません。
そのため「自分にとって1番身近な女性である母親のような女性を求めていれば、間違いはないだろう」と考えてしまいます。
その結果「母親のような女性がタイプ」と言ってしまいます。
このタイプの男性は、母親以外の女性と親密に接した経験が乏しいため、母親以外の女性を前にするとどうして良いかわからなくなります。
そのため、女性を前にして怖気づいてしまいます。
その結果「母親と違ったタイプの女性とは、やっぱりうまく付き合うことができない」というトラウマが出来上がってしまい、母親と似たタイプの女性ばかり求めるようになってしまいます。
3.女性に甘えたいと思っている
母親という存在は「遠慮なく甘えることができる女性」の象徴的存在であると言えます。
このことから考えると「母親のような女性がタイプ」と言う人は「女性に甘えたい」という思いが強いと言えるでしょう。
このようなタイプの男性は、普段どんなに男性らしく振る舞っていても、付き合い始めた途端、甘えん坊になってしまう可能性があります。
特に、子どもの頃あまり人に甘えることができなかった男性や、普段大きなプレッシャーと共に生きているような男性は「彼女と2人きりになった時くらいは、思いっきり女性に甘えたい」という気持ちが強いので、母親のような女性を求めてしまう傾向があります。
4.自分の世話を焼いてくれるような女性を求めている
母親という存在は「何も言わなくても、我が子の世話を焼いてくれる」という存在です。
このことから考えると「母親みたいな人がタイプ」と言う人は「自分の世話を焼いてくれる女性を求めている」と言えます。
言い換えれば「自分の世話を焼いてくれない女性は嫌だ」というのが彼らの本音です。
そのため、どちらかと言うと「家の中のことや身の回りのことが満足にできない男性」「家の中のことを手伝おうとしない男性」である可能性も高いでしょう。
このようなタイプの男性は、付き合い始めると、彼女に対して、自分の世話を焼くことを強く求めてくることがあります。
彼女側が世話好きなタイプであれば問題ありませんが、そうではないタイプの彼女であった場合は、女性側にとっては大きな負担になってしまうでしょう。
5.付き合う女性と、気兼ねなく何でも言い合える仲になりたいと考えている
「母親みたいな人がタイプ」と言う人は、付き合う女性と、気兼ねなく何でも言い合えるようなフランクな仲になりたいという理想を抱いている可能性もあります。
「母親」という存在は、家族の一員であるため、母親に対しては誰もが「何を言っても許される」と考えています。
「母親のような女性がタイプ」と言う人は、付き合う女性に対して、そのような関係性を求めているということが考えられます。
このタイプの男性は、恋愛に対して「気取り」を求めてはいません。
そのため、ロマンチックなムードやクールなカッコ良さには欠けるかもしれません。
しかし「何でも言い合える、気さくで温かい関係を築きたい」という女性には、ピッタリのタイプであると言えるでしょう。
「母親みたいな人がタイプ」と言う男性の心理を知ろう
「母親みたいな人がタイプ」と言う男性は、恋愛に「家族のような温かさ」や「甘えが許される関係」を求めていると言えます。
そのため、女性の前でカッコをつけなければならないような恋愛に対しては、苦手意識を抱いていると言っても良いでしょう。
しかし、彼らのような男性は、女性に対して遠慮なく弱みをさらけ出してしまう、素直な一面があります。
そのため、彼らのような男性に対しては、女性側も、気兼ねなく何でも言ってしまうことができるでしょう。
家族のように気疲れしない恋人関係を求めている人には、ピッタリの相手かもしれません。