4.悪口を言うことが親しさの証拠だと思っている
仲の良い友達同士で集まると、身内への評価として「ほんとバカだよね」というワードが出ることがあります。
普段の言動に対するなのか、何か起きた場合の反応であるかはその時によりますが、マイナスイメージで言っているというよりは「バカをやっている」というコンテンツへの盛り上がりに近いものです。
このように普段ならマイナスワードになる言葉でも、お互いの許容ラインを知った仲ならば、場を沸かせる言葉になることもあります。
ですが、盛り上げだと思い込んで、その許容ラインを破っている彼氏もいます。
「仲良くなったんだから、何でも言い合えるはず」と突っ走ってしまいます。
初めは「だよね」と一緒に同意して笑うこともできます。
しかし、一方的に悪口を言われ、それが日常的に繰り返されればどうでしょうか。
悪口をただ投げつけられる状態はサンドバッグと変わりません。
言い返した時に笑う彼氏ならばまだいいですが、言い返した途端に不機嫌になる場合もあります。
仲が良いからやっているはずのことをやり返されて、不機嫌になるというのは、初めからコミュニケーションとしてではなく、一方的な投げつけであったことの証拠にもなります。
いわゆる「いじってきた人にいじり返したら不機嫌になった」という搾取の関係です。