「お前ってバッカだなぁ」と彼氏からたびたび言われる女性もいるのではないでしょうか。
彼氏からのそのセリフがきつい口調だったらもちろん、甘い口調で言われても、「バカにしないでよ」とムッとする女性も多いことでしょう。
いつもあなたをバカにしてくる彼氏の心の中はどうなっているのでしょうか。
今回はそんないつも彼女であるあなたをバカにしてくる彼氏の心理をご紹介します。
1.彼女に自分よりバカであってほしいと思っているからバカにしてくる
あなたと彼氏を比べて、よりバカな方がどちらかなんてすぐに答えられる人はいないでしょう。
あなたと彼氏自身で話し合ったとしても、どちらがバカであるという明確な答えは出ないはずです。
バカかどうかなんて考え方の基準次第だからです。
でも彼女をバカにする彼氏は、自分の方が彼女よりバカでなく、彼女の方が自分よりバカであって欲しいと願っているのです。
彼女の自分より方がバカであると思いながらつきあっている方が、いい気分でいられるからです。
その願望が口に出て、彼氏はあなたをバカにしてくるのです。
そのような彼と付き合っていくのはとても大変です。
もし気にしないのであれば、彼がバカにしている姿を客観的に見て微笑ましく見守ってあげましょう。
逆にバカと言われるのが嫌な場合にはきちんと指摘しましょう。
それでも改善しない場合にはバカは彼氏の方なので、別れることも視野に入れておきましょう。
2.彼女に「ワタシってバカなんだな」と思って欲しいから
あなたをバカにしてくる彼氏はあなたより学歴が良いでしょうか。
あなたより優良と言われる会社に勤めているでしょうか。
あなたより高収入でしょうか。
他人をバカかどうかを判断するわかりやすい基準として上記のような判断基準があります。
あなたの彼氏が初対面の人と会って、自分より学歴が高く、自分より優良企業に勤め、自分より高収入だったとしたら、彼氏はその初対面の男性を自分よりバカだとは簡単には言えないでしょう。
しかし、彼女をバカにするような彼氏は、彼女が自分より学歴が高く、自分より優良企業に勤め、自分より高収入だったとしても、彼女をバカにしてきます。
あなたをバカにする彼氏は、あなたは自分よりバカじゃないかもしれないとわかっていても、あなたをバカにし続ける事で、あなた自身に 「ああ、こんなに彼氏にバカにされる自分はきっとバカなんだな」 と考えて欲しいのです。
そうすることによって優越感を得ています。
このような彼氏に対しては「学歴高くてすごいね」「優良企業に勤められていてすごいね」といった様に彼が誇らしく思っている箇所をホメてあげましょう。
そうすることによって彼の自尊心は保たれる様になり、あなたをバカにする行動が少しは抑えられるかもしれません。
3.彼氏自身が「俺はバカじゃない」と思いたいからあなたをバカにする
彼女をバカにしてくる際に多く使われる言葉として「こんな事も知らないの?バカじゃない?」があります。
人間長く生きていても知らない事があるのは当然です。
大人であれば見聞きした事も得意である分野もその人ごとに異なっています。
相手が自分の知っている事を知らなかったからといって、すなわちバカであると評価する事は安易です。
しかし、彼女をバカにする彼氏は、彼女の知らない事を自分が知っていたりすると嬉しくてたまりません。
例え、子供の頃に遊んだドラゴンクエストのゲームキャラの名前を彼女が知らなかっただけでも、嬉しくてたまらないのです。
その時、彼氏は頭の中で、「彼女よりものを知っている自分は彼女より物知り!そんな俺はバカじゃない!」と考えています。
彼女と自分を逐一比べて少しでも優位に立った時に、自分がバカではないと声に出して確認せずにはいられないのです。
これは自分に自信がないためにこのような発言をしていると考えられます。
そのため、この場合も彼を事あるごとにホメて彼に自信をつけてもらいましょう。
あまりホメすぎると調子に乗ってしまうので、ある程度のバランス調整は必要です。
4.悪口を言うことが親しさの証拠だと思っている
仲の良い友達同士で集まると、身内への評価として「ほんとバカだよね」というワードが出ることがあります。
普段の言動に対するなのか、何か起きた場合の反応であるかはその時によりますが、マイナスイメージで言っているというよりは「バカをやっている」というコンテンツへの盛り上がりに近いものです。
このように普段ならマイナスワードになる言葉でも、お互いの許容ラインを知った仲ならば、場を沸かせる言葉になることもあります。
ですが、盛り上げだと思い込んで、その許容ラインを破っている彼氏もいます。
「仲良くなったんだから、何でも言い合えるはず」と突っ走ってしまいます。
初めは「だよね」と一緒に同意して笑うこともできます。
しかし、一方的に悪口を言われ、それが日常的に繰り返されればどうでしょうか。
悪口をただ投げつけられる状態はサンドバッグと変わりません。
言い返した時に笑う彼氏ならばまだいいですが、言い返した途端に不機嫌になる場合もあります。
仲が良いからやっているはずのことをやり返されて、不機嫌になるというのは、初めからコミュニケーションとしてではなく、一方的な投げつけであったことの証拠にもなります。
いわゆる「いじってきた人にいじり返したら不機嫌になった」という搾取の関係です。
5.自分に依存させたいから
自立した大人同士の恋愛関係では、様々な理由で別れることがあります。
そこまでいかなくとも「相手は、自分がいなくても生きていけるだろう」と感じることもあります。
そういった状況で自分から決して離れることを許さない、束縛する彼氏も存在します。
そのような彼氏は絶対に自分から離れていかないように、まず自分に依存させることを考えます。
バカだバカだと常に言われると、人は自尊心を傷つけられ劣等感を持ちます。
その上で、そんな自分と一緒にいてくれる彼氏の存在を常に意識することとなります。
自分に自信のない人にとって「こんな自分を受け入れてくれるのは1人だけ」という状況は、決して手放すことの出来ない頼みの綱であると言えるでしょう。
そのように環境をコントロールして、自分に依存させることこそが彼氏の目的です。
つまりバカにすることで、彼女を洗脳しようとしているのです。
彼女をバカにする彼氏は器が小さい
このような考えてみると、彼女をバカにしている彼氏の心理は理解できる部分もありますが、男性として器が小さいと言えます。
自分をバカにしてくる彼氏と離れて、他の男性を探してみる事をオススメします。
しかし自分をバカにする彼氏と離れたくないと言うならば 「そうなの。本当に私ってバカだよね。そういうところに気づくあなたって賢くて素敵」 などと敢えて彼氏を誉めると、あなたをバカにするようなタイプの彼氏ならばいい気分になってくれるのではないでしょうか。
そうやって彼を手玉にとることができるようならば上手く付き合っていけるかもしれませんね。