3.その場での解決だけがすべてではないと思い、この場を収めようとしている
男性と女性の考え方の違いは人間関係や友人関係にも表れています。
男性は友人に言いたいことをはっきりと言ったり、ケンカをしてもその後あまり引きずらずにまた仲良くできるという人が多いと言えます。
しかし女性は言いたいことを言ったら嫌われるかもしれないという恐れや、こんなひどいことを言われたと根に持ってなかなか仲直りできない、集団から外されるといったことも多いと言えるでしょう。
もともと男性は動態的、女性は受動的であると考えられます。
最近では男女平等と言われ、男性だから女性だからという差別をなくす動きが出ていますが、どんなに差別のない世界が進んだところで男性にしかできないこと、女性にしかできないことがあるのです。
その最たる所が子孫の繁栄でしょう。
男性は動態的に子孫を反映しようとする本能が備わっており、女性はそんな男性を受動的に待ちながら、しかし子供を産むことは女性にしかできないのです。
ここからも男性の動態的な本能と女性の受動的な本能が備わっていることが分かります。
つまり男性は今すぐにここで解決したり仲直りしたりしなくても、またお互いに動態的に行動することで和解する機会があると長い目で見ているのです。
しかし本能的に受動的である女性はこの場で解決しないと次の機会があるか分からない、だから自分の気持ちを分かってほしいと相手に訴えているということも考えられます。
この考え方の違いから男性は今はこれ以上話しても無駄だから「今はもういい」と一旦冷却期間を置いていると考えられるのです。