もし、交際している彼氏が合鍵をくれたら、あなたはどう思いますか?
「嬉しい」と思うのはもちろんですが「なぜ私に?」や「なぜこのタイミングで?」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
合鍵を渡す男性側は一体どういう気持ちで彼女に合い鍵を渡しているのでしょうか。
合鍵を彼女に渡すときの男性の心理をご紹介します。
合鍵をくれる彼氏の心理1:彼女として以前に、人間として信頼している
合鍵を渡すということは、自分が家にいる時以外にも彼女が部屋に訪ねてきても問題ないということです。
家族ならまだしも、他人であ彼女にそんな感情を抱いているなんて人間として信頼している証です。
何故なら彼がひとり暮らししている部屋は、彼のすべてとも言えるからです。
男性の部屋は女性のようにキレイにしている人も多くありません。
彼女には見られたくないような類の本やDVDがあったり、所謂黒歴史と言われる学生時代の恥ずかしい写真があったり、給料明細まで転がっているかもしれません。
他の人に見られて困るものの宝庫でもあります。
普段は見栄を張って高い服を着て高級レストランに彼女を連れていってくれる彼も、実はそれ以外はプチプラ服に囲まれて暮らしているかもしれません。
インテリを気取っていた彼が、実はオタク気質で部屋が漫画だらけなこともあります。
こんな風にいつも彼女の前ではカッコいいようとしている彼が、素の自分を見せることが出来ると思うまでに信頼しているから、彼女に合鍵が渡せるのです。
「人間として信用されている」と思って受け取ってしまいましょう。
合鍵をくれる彼氏の心理2:彼女との交際に自信を持っている
彼がひとり暮らしの部屋の鍵を渡す時というのは、彼女との関係が安定しゆるぎないものになったと感じている時です。
例えば付き合いが長期間だったり、信頼できる友人として長く付き合いがあった人に多くなります。
自分の全てを見せても、彼女からは嫌われないという自信から渡す方が多いのがこのパターンです。
自分は彼女から愛されているし、彼も彼女を愛しているという絶対的な自信が生まれた時に、自分の城にいつでも入れる合鍵というチケットを最愛の彼女に渡します。
彼女に見せていない別の顔を持っていたり、自分の素を見せてしまうと彼女から嫌われてしまうかもしれない、振られてしまうかもしれないという不安な気持ちがある男性は、どんなに彼女が好きで大切でもなかなか合鍵は渡しません。
「この人なら自分のすべてを受け止めてくれる気がする」「自分の最大の理解者」そう思うからこそ合鍵を渡すのです。
合鍵をくれる彼氏の心理3:単に出不精で、外デートが面倒くさい
そんなラブラブな理由で合鍵を渡す男性もいる一方で、単に外でデートをするのが面倒で家デートをしたいために、合鍵を渡す男性もいます。
彼女と外で待ち合わせして、どこかで食事して、映画を見て、彼女を送って行ってというデートそのものが面倒臭いと思っているのです。
ほとんどの女性はそんなデートに憧れるのに、なんだか寂しいような気もしますね。
そのような面倒くさがりな男性にとって、彼女に合鍵を渡してさえいれば、いつもデートは彼の家という考えになります。
彼女の方から来てくれますから、自分は特に出掛ける必要もなければ準備をする必要もありません。
もし食事を、ということになれば途中でスーパーで買い出しをしてきてもらい、彼女に手料理を作ってもらえば、時間もお金も彼にはかかりません。
また、映画も部屋で見られますし、疲れたら彼女を追い返せば彼はすぐに眠ったり、お風呂に入ったりとゆっくりした時間を過ごすことが出来ます。
女性からすれば「都合の良いように付き合ってない?」なんて感じてしまいますよね。
特に、付き合いたてであれば今後の付き合いも考えてしまいます。
尽くすタイプや、インドアな女性からすれば理想的な彼氏ではありますが、合わない女性も多いタイプですね。
合鍵をくれる彼氏の心理4:彼女が安全に待っていられる場所を提供したい
仕事が忙しい男性はどうしても時間が守れないことがあります。
例えデートの約束をしていたり、会う約束を事前にしていたとしても、急な会議が入り残業をしたり、何かトラブルが起きて帰れないといったことが考えられます。
もしくは平常時から仕事の量が多く、毎日長時間の残業を強いられるケースもあります。
仕事なので仕方がないと分かっていても、心のなかでは寂しいと思っていたり、本当に仕事なのかななんて不安に感じてしまう女性も世の中には多いです。
それが原因でケンカになってしまい、酷い場合にはお別れを選ぶカップルさえいます。
そんな多忙な男性は、大切な彼女がどこかで待ちぼうけにならないようにと合鍵を早いうちから渡すことがあります。
彼女が安心してくつろぎながら、彼を待っていられるようにという配慮からです。
更にはどんなに激務の後で疲れていても、自分の部屋で彼女に待っていてほしいという愛情からきている行為です。
疲れて帰ってきた時に、合鍵で部屋に入っていた彼女が料理を作って待ってくれていたとなると男性はとても喜びます。
確かに誰でも、疲れて帰って家についたら明かりがついていて、誰かが待っていてくれるって幸せに感じるものです。
彼女だけでなく、自分も安心してくつろぐことができる空間を作りたいという気持ちもあるのでしょう。
合鍵をくれる彼氏の心理5:彼女と結婚をしようか本気で考えている
彼女に合鍵を渡すのは「将来一緒になろう」という1つの意思表明の方法でもあります。
そのためにも、彼女がどんな人か更に詳しく知りたいという気持ちのあらわれでもあります。
彼女との半同棲生活を経験することで「この子とは、夫婦になったらどうだろう」「ずっと一緒にいても楽しく過ごせるか」「決定的に合わないことはないか」など、結婚に向けての最終チェックに入っていると言えます。
確かにいくら長く付き合っていたとしても、一緒に過ごす時間が短ければ分からないこともたくさんありますもんね。
とは言え、半同棲って色々なトラブルがあります。
家事への考え方だったり、相手のことを思いやる気持ちだったり、ただ付き合っているだけでは知ることがない相手の本当の部分が見えてきます。
お互いが素の姿を見せあい、生活臭あふれる部分も見せ合って、それでもお互いを好きでいられるか、それでも好きでいてくれるかを見極めれるというわけです。
合鍵を渡されるのは「将来へ向けての自分へのテスト」と考えて見ると良いでしょうね。
また、自分もこれから彼氏と結婚までして良いかどうかを知ることができる貴重なチャンスでもあります。
これまで頑なに合鍵を渡そうとしなかった彼が、突然合鍵を渡してくれた時には、結婚を本気で考え始めたと思いましょう。
合鍵をくれる彼氏の心理6:浮気を疑われているのでは?と不安になっている
過去に付き合っていた彼女に浮気をされたことがあったり、自分もかつて浮気をしたことがあって、それがばれた経緯がある人に多いタイプです。
確かにかつて浮気をしたりされていたとしても、付き合っている今にしないようであれば、全く問題はありませんよね。
ですが人によっては「また浮気されてしまうのでは?」「実は浮気されていると不安になられているのでは?」と感じてしまうタイプもいるのです。
確かにかつて浮気経験があれば、それだけで信用は落ちてしまうものです。
その信用をなんとか取り戻すためにも合鍵を渡し「浮気していないから、いつでもチェックされても大丈夫」「合鍵を渡すのだからいつ着ても大丈夫」「いつ電撃チェックされても全く心配いらないよ」というなんとしてでも信じてほしいという考えが合鍵を渡すという考えに至ったのです。
特にチャラチャラして見えるタイプの男性は色々な人にすぐに合鍵を渡してしまう印象がありますよね。
ですが、それは実は大きな間違いです。
不特定多数の女性と交流があるからこそ、女性同士が鉢合わせしてしまっては困るので合鍵は基本的に渡しません。
渡してしまっては、浮気現場に遭遇されたりとトラブルが多いのが目に浮かびますよね。
「たった1人の大切な人」と考えてもらっていると信じて、彼を大切にしてあげてください。
合鍵をくれる彼氏の心理7:束縛タイプで、常に彼女といたい
彼女に合鍵を渡す男性の中でも、稀にいるのが「彼女を一人占めしていたい独占欲が強い束縛タイプ」です。
仕事をしている人であれば、例えお付き合いをしていても同じ会社出はない限り毎日会うのは難しいでしょう。
お互いに仕事が終わるのが遅かったり、プライベートな飲み会や会社の付き合いの飲み会があったり、中には接待があったりと忙しいものです。
そんな中、毎日会おうとするなら一緒に住むか半同棲をするしかありません。
この手の「彼女と毎日一緒にいたい」というタイプの男性は、一緒にいるうちに彼女の全てを知りたいと感じるようになるので、合鍵を渡しておいて彼女の時間をより多く自分に割けるようにします。
少しであれば「愛されている」と幸せに感じるものの、やはり度が過ぎると鬱陶しく感じるようになったり、自分の時間がほしくなって破局なんてパターンも多くあります。
しかも、このパターンでほとんどの場合、合鍵をもらったときには週に何回か会う程度だったものの、彼から「帰ってほしくない」「泊まりにきてよ」「会いに来てよ」と頻繁に言われるようになってしまい、結局ずるずると半同棲から同棲になってしまいます。
女性からすれば、嬉しい気持ちもあっても「ズルズルはな」と感じてしまいますよね。
少しでも彼が束縛をしてこようとしたり、何か行動を制限するようなことを言ってきたら合鍵を返してみたり、持っていても使うのをやめてみても良いでしょう。
合鍵を渡してくる彼の気持ちを知ろう
もし最近彼氏から合鍵をもらっていたとしたら、その彼の心理はどれに当てはまりそうでしょうか。
彼氏から合鍵をもらうというのは絶対的な関係になったということです。
幸せへの鍵と考えてみましょう。