自分から告白してきたのに、告白直後に逃げてしまいその後も何の音沙汰がないという男性が少なくありません。
いわゆる告白の言い逃げです。
言われた女性の側は、どうして良いのか困ってしまいますね。
そこで今回は告白の言い逃げをしてきた男性の心理を探り、冷静に対処するための方法についてご紹介します。
1.告白を言い逃げする男性の目的は「その後の交際」ではなく「一方的な告白」
告白を言い逃げしてしまう男性の目的は、ただ一方的に相手に「好きです」と伝えることだけです。
自分の好意を伝えてその後恋人同士になろうということまでは考えていません。
「好き」という気持ちが異常に溢れてしまって、告白後にどうしたいのかということまで、全く考えていないと言っても良いでしょう。
とりあえず自分の気持ちを相手に伝えないことには、収まりがつかないというのが彼らの本音でしょう。
もし、そこで女性が「じゃあ、付き合おうよ」などと言おうものなら、逆に戸惑ってしまいます。
つまり告白はしても、そのあとはノープランなのです。
本来であれば告白は片思いを終えて、恋人として交際できるか否かの入り口のようなものです。
けれど告白をしただけでその後答えを知りたがらなかったり、姿を見せようとしないのであれば、それはあまりにも自己中心的な行動です。
誰しも振られるかもしれないという思いで告白をするものです。
そのネガティブ要素を排除した告白は、男性側が気持ちを言いスッキリするためにあるものです。
そして次は現実的な恋の相手を見つけようというけじめなのかもしれません。
そのため告白を言い逃げされた方はあまり悩む必要なく、告白を受け流してしまうのもいいでしょう。
2.告白を言い逃げする男性の心の奥にある、相手の反応に対する恐怖心
告白を言い逃げする男性の心の奥には、自分の好意を伝えたはいいが相手からの反応を直視する勇気がない、というものがあります。
言ってみれば、自分の告白に否定的な反応を示されるかもしれない、ということに対する恐怖心が眠っているのです。
自分の気持ちを伝えないことにはおさまらないし、でももし断られたら立ち直れないだろうというネガティブな感情が彼らの中に常に渦巻いています。
要するに、現実を直視するだけの覚悟をもって告白する、ということができません。
そのため「好きです」という言葉にも、どこか軽さがあるのも特徴です。
本気の告白であれば相手が自分のことをどう思っているかは最優先事項です。
それなのに告白をして言い逃げしてしまうのは、告白しなれている軽いタイプでしょう。
またそういったタイプは一見プレイボーイやモテ男風に装っていますが、実際はあまりモテてはいないのです。
モテてないからこそ数打ち当たると勢いで告白したり、告白後の感触がおもわしくないと思えば、答えはいいなどと軽いニュアンスを打ち出してきます。
本当のモテ男であれば自分に自信があるため、答えをきくことに躊躇いはないでしょう。
けれど告白の勇気だけしか出せないような小心者タイプの男性は、表面的にはそれを見せていないだけです。
3.告白を言い逃げする男性とは、まともに付き合う必要なし
本来、告白というものは、一大決心で自分の気持ちを相手に伝えるという行為です。
しかも、それだけの覚悟をもって告白しても、相手から受け入れられる保証はどこにもないのです。
告白をした人ならば、誰もが直面するリスクです。
これには例外はありません。
にも関わらず、一方的に自分の好意だけを伝え、その後はウンともスンとも言わない男性は人としての誠意に欠けています。
大人として、精神的に未熟過ぎる存在であると言えます。
仮にそういうタイプの男性と付き合ったとしても、後々必ずトラブルになります。
告白を言い逃げするような男性とは、恋人関係友達関係共に築かない方がトラブルにはならないでしょう。
告白された側が悩んだりちゃんと断ったり、答えを出さないといけないと思っていても、それを理解してないのです。
彼らにとって告白は一種のゲームなのではないでしょうか。
もちろん恋愛においてあまりのめり込みすぎて我を失うほどになってはいけませんが、逆にいい逃げタイプの男性はあまりにも軽薄すぎです。
重い男性より軽いタイプの男性や恋愛観がいいという女性もいるかもしれません。
けれどこういった彼らと付き合うことで、結局損を見るのは女性です。
浮気や二股などをしても反省することはありません。
口だけ男のタイプなので、真剣交際を望む女性ほど要注意した方が得策です。
4.告白を言い逃げする男性は恐怖心と弱さがある
告白を言い逃げする男性の心の奥には、恐怖心と弱さが潜んでいます。
しかし、それはいつかは克服するべきことです。
それを怠ったまま何の覚悟もせずに、一方的に告白だけをするのはあまりにも誠意がありません。
もし信頼関係に基づいた交際を男性としたいのであれば告白を言い逃げするような男性を相手に選ぶことは、避けた方が良いでしょう。
気弱なタイプなので押しに弱い側面やいざという時に頼りにならない面があります。
女性が望む男性像にほど遠いタイプでしょう。
恐怖心に打ち勝ちたいと強気になるだけのやる気もないところが一番の問題点です。
人は誰しも今の自分を変えたいと努力することがあります。
けれど告白というイベントを言い逃げで終わらせてしまうようでは、やる気がないと見られるのも当然ですし努力不足です。
相手のためにたいして努力をしたり、好きになってもらうために変わろうと考えていません。
相手に今の素の自分を見てほしいだけです。
こういうタイプに誠実になればなるほど、結局は疲弊してしまいます。
端から取り合わないつもりでいたほうが振り回されずに済みます。
5.高嶺の花など格差がある相手だと認識しているため将来を見据えていない告白
恋愛でも格差があるように、相手に釣り合うかどうか他者から判断されなくても、自然と自ずと分かっているものです。
ビジュアルの格差だけではなく、地位や年収など様々な部分に相手との差をつけられていいると感じることは少なくないでしょう。
告白をしても何も成果を得ずいい逃げしてしまうタイプは、告白をした相手と自分の差をまざまざと感じているのです。
告白がうまくいくわけないと考えています。
一種の記念受験みたいなもので、記念告白として呼び出したり時間を使わせているのです。
もちろん今の恋愛を忘れたり新しい恋に進むには区切りをつけることも大事ですが、自分の気持ちをスッキリさせるために相手の時間を利用してるのです。
これはあまりにもいい迷惑ですよね。
特に卒業や引っ越しなど、人生の区切りになるタイミングで多くなります。
こういった記念告白を楽しめるようなタイプには、真剣にならないでいっそのこと告白されたこと自体忘れる方がいいでしょう。
まわりにいい振らして大事にするより、完全に記憶から相手のことは抹消しても罪ではありません。
告白されたとカウントに入れないでおきましょう。
自己満だけの告白は心には残らないものです。
告白を言い逃げする男性の心理を知ろう
告白は一大イベントであるにも関わらず言い逃げで幕を閉じてしまい相手は、恋愛する相手として信用に値しないことが多いです。
相手の気持ちを理解すれば言い逃げされてもやもやする気持ちも、多少はスッキリするでしょう。