3.「かまってほしい」という甘ったれた心理から彼女を噛む
噛み癖のある男性に共通して言えるのが、強い幼児性をもっているということです。
口で女性の肌を噛むという行為は、赤ちゃんが安心するためにお母さんのおっぱいを吸うという行為につながります。
ですから、彼女の身体の一部を口に含み、噛むという行動をすることでその男性は母親に抱かれ、しっかりと守られている安心感を再現しようとします。
これはほぼ100%無意識の行為なのですが、深層心理にはそうした強い幼児性が隠れています。
その幼児性は「僕にかまってほしい」という甘ったれた心理にもつながります。
そのため彼女から「噛むのはやめてよ」「嫌なんだけど」などとたしなめられたり、強く拒否されたりすると、こうしたタイプの男性はかえって喜ぶ傾向にあります。
身体は大人になっても精神的にはまるで赤ちゃんのような子どもだからこそ、甘えてあなたを噛んできているのです。
このタイプの男性は言葉で伝えても意味がありません。
どうしても彼に噛むのをやめてほしい場合には、「噛む」という行為に変わるものを提案してみることが有効です。
寂しくて甘えたいときには、噛む代わりに例えば「手をギュッと力強く握る」「髪を好きなだけ触らせてあげる」など身体の一部に触れるものならなんでも構いません。
噛むという行為以外で、彼が求めることをさせてあげるようにしましょう。
4.女性の柔らかい皮膚感覚が好きだから噛む彼氏
もう1つの心理は、もっと即物的なものです。
すなわち「女性の柔らかい肌に歯を立てたときの、その皮膚感覚が好き」という単純な心理です。
この心理には、複雑な深層心理や意識は全く隠されていません。
「女の子の肌を噛むと口と歯が気持ちいい」というだけのことだからです。
一度噛んできたときにすぐに注意をしたり、不快感を示せばやめてくれることもありますが、月日が経っている場合にはなかなか難しいかもしれません。
なぜなら悪気はなく繰り返すことで癖となってしまっているので、本気で怒ってもやめてくれる可能性は低いからです。
無理矢理やめてもらったとしてもそれが不満としてどんどん溜まってしまい、安易に自分の望む通りに噛ませてくれる女性の所に行ってしまうことも考えられます。
ですので嫌な場合には、1日何回まで、1週間で何回まで、と具体的な回数を制限できないかを交渉してみましょう。
はじめ彼氏は嫌がるかもしれませんが、日にちごとに慣れ、まるで噛むことは「ご褒美」のような扱いで特別なものだと認識するようになるでしょう。
回数制限を設けることであなたはグッと気持ちが楽になるはずです。
好きで付き合っているもの同士なのですから、お互いに譲歩しあえるところは譲りあうようにしていきましょう。