男性の中にはポケットに手を入れて話をしたり、話の途中でポケットに手を入れたりする人がいます。
中には常にポケットに手を入れて行動している人もいます。
寒いからポケットに手を入れていることもありますが、それ以外にはどういった心理状態の時にポケットに手を入れるのでしょうか。
1.自分に自信がないのでポケットに手を入れる
目は口ほどに物を言うと言いますが、手も口ほどに物を言います。
人は何か後ろめたい時や自信が無い時には、手のひらを隠す傾向にあります。
挨拶で握手をすることは、何も武器を隠していないということと、あなたに心を開いているという意思表示になります。
逆に自分に自信がなかったりすると人は隠れようとします。
隠れながら歩くことはできませんから、そういった時にはポケットに手を入れて手のひらを隠す行為をとるのです。
手のひらを相手に見せる事は、自分の心を開いていることを表します。
そして手を隠そうとする事は自分に自信がないか、どこかに隠れたいと思っていることを表します。
人見知りの人は特にポケットに手を入れて、体を丸めて目立たないように歩く傾向にあります。
これは正に自分が目立ちたくないという心理状態です。
そのためもしその男性に自信がつけばポケットから手を出して行動するようになるでしょう。
2.全部の手をポケットにいれない男性は自信家
ポケットに指を4本だけ入れたり親指だけ入れたりと、全部の手を入れない男性は自信家であることが多いです。
全部の指を入れないと、ひじを張ったような格好になります。
そして胸を張った様な格好になります。
そのため自分を大きく見せることができるのです。
よくスポーツ選手や俳優などがやっているポーズでもあり、周囲としても見ていてカッコイイと思えるスタイルです。
また外国の警察官はバッジをベルトにつけていることも多く、人に見せる時に同様のポージングをします。
これも自分を大きく見せることで、犯罪者にプレッシャーを与えています。
そのため全部の手をポケットに入れない男性は、自分を大きく見せようとしている自信家タイプと言えるのです。
3.隠し事をしている男性はポケットに手を入れたがる
手の内を見せないという言葉があります。
何か隠しているという意味ですが、正にその通りで手のひらを見せないという行為は、何かを隠しているという行為につながります。
ポケットに手を入れる仕草は、自分の手の内を見せないようにしている心理状態と同じです。
話をする前からポケットに手を入れているならば、やましいことを隠している可能性が高いです。
話をしている中で、途中でポケットに手を入れたならば、その話題に触れたくないと思っているのかもしれません。
ポケットに手を入れる行為は、自分の身を守る行為と同じで、パーソナルスペースを犯されたくないと思っています。
何かを隠している時に無意識のうちの自分を守る為に、ポケットに手を入れて守ろうとする心理の表れです。
そのため会話の最中には相手の手を見てみましょう。
それによって、現在の会話に対して警戒しているのか心を開いているのかがある程度分かります。
4.警戒しているのでポケットに手を入れる
人間は自分の身を守る時に、無意識のうちに体を丸めて身を守る習性があります。
これはとっさの判断というよりも、体が勝手に反応してしまう状態です。
自分の身を守る時には、自分の体を小さくした方が身を守りやすいからです。
何か物がたくさん飛んできた時も、身を小さくしておけば体に当たる確率が少なくなるのと同じです。
自分の身を守りたいと思っている時には、自然と体を小さく丸め込むようになります。
ポケットに手を入れる行為は、自分の身を小さくするのと同じです。
また手のひらを隠す行為も、自分を出したくないという気持ちの表れでもあるので、かなり警戒心が強い状態だと思ってください。
友好的な人はいつでも手のひらをみせたりするので、握手ができたりリアクションがとりやすい状態にしておくので、ポケットには手を入れません。
人との接触を避けたいと思っていたり、周りを警戒している時には、ポケットに手を入れて様子を見ています。
5.片方だけ手をポケットに入れる男性は自分を演出している
片方の手だけポケットに入れている男性は、その姿がカッコいいと考えています。
全てをオープンにしている人よりも、少しミステリアスな人の方が興味が惹かれると考えて片方の手だけをポケットに隠しているのです。
片手だけをポケットに入れて歩いていると、一方では友好的であり、もう一方では自分をさらけ出したくないという状態になります。
このどちらともとれない状態がカッコいいと思っている人もいますし、見た目からも自信があるように見えます。
片方だけポケットに手を入れる行為は、自分を演出する効果があります。
ポケットに手を入れている人の心理を知ろう
ポケットに手を入れている状態は、自分に自信が無かったり隠し事があったりと、人から干渉されたくないと思っている状態と、自分に自信がある状態とで分かれます。
どちらも心理的に無意識のうちに行なってしまう行為のようで、手のひらを隠す行為がそのまま心理状態として表れます。
ポケットに手を入れるという状態は、手のひらを見せるか見せないかが大きく影響していると言えます。
参照:人見知りな人の特徴5つ