普段は優しくて気配りもできて仕事も完璧にこなす彼氏でも、 ちょっとした言い合いから喧嘩になったとき突然普段では考えられないような暴言を吐く男性いませんか。
その暴言により女性は大きく傷ついてしまいますよね。
モラハラやDVなど恋人間の言葉の暴力は他人ごとではありません。
実は日常に多く潜んでいることなのです。
喧嘩になると暴言を吐いてしまう彼の心理とはいったいどういうものなのでしょうか。
その心理について解説します。
1.自分の事は何でも理解してほしいという想いで暴言を吐く
仕事では上司に理不尽に怒られる。
後輩は教えても教えても仕事を覚えない。
友達には愚痴を言えない。家族からは無言の圧力。
そんな風に彼はあなたの知らないところで 理解されない苦しみに耐えているのかもしれません。
「みんな一緒でしょ」と思うかもしれませんが、 基本的に人間だれしも認められることが自信につながっていくのです。
そんな理解されない苦しみもきっと彼女ならわかってくれる 自分が大変な思いをしているのも、頑張っているのもきっと彼女なら理解してくれる。
そう思っていたのに彼女にまで理解してもらえないなんてという思いが 怒りに変わって暴言を吐いてしまうのです。
言ってしまえばストレスのはけ口となってしまっていると考えられます。
彼のストレスがこまめに発散されるように、アウトドアデートに誘ったり何か趣味をする様すすめてみましょう。
自分が彼のサンドバッグになってしまってはあなたの心がもたなくなってしまいますよ。
2.自分に自信がなく、彼女にしか強い態度をとれない
友達の話にはうなずいてばかり、上司の調子に合わせてばかり。
あんまり自分の意見がなくて。なんだかいつもみんなに馬鹿にされているような気になる。
そんな風に考え人に対して感情表現をすることがうまくできない場合、彼女に対して暴言をはいてしまうことがあります。
こういうタイプの彼氏は意外と多く、 自分の意見が言えない、空気を読まなくちゃいけない、自分なんかの意見を…と思っている人が多いようです。
素直ではない人とも言えます。
ですが人間ですからいつまでも感情を隠してばかりではいられません。
そんな彼が唯一素直になれるのが彼女の前だけなのです。
それは彼女に絶対的な信頼があるからこそ「この人なら感情をぶつけても許してくれる」「この人なら言いたいことをわかってくれる」こういう主張したいという気持ちが暴言につながってしまうのです。
かわいそうな彼とも言えますが、だからといってあなたがその暴言を受け入れる必要もありません。
あまりにも頼ってばかりであれば、一度厳しく叱ることも大切です。自分に自信を持ち、他の人と接する時にもある程度強気になってもらえる様になってもらいましょう。
3.自分のことを嫌いにならないという思い込みが激しいので暴言を吐く
こいつは何を言っても俺のこと嫌いにならないからと常々思っているタイプです。そのため暴言を吐いても問題ないと思っているのです。
付き合う前や付き合った直後などどうしても女性は「あなたが大好き」という思いを伝えたくなってしまいますよね。
その結果メールや電話、デートのときなどに必要以上に好きと言葉にしてしまった場合が多いようです。
それにより彼氏は「もう何があってもこの人はおれの事は嫌いにならない」という勘違いを生んでしまい、 凄く細かいことでも自分の思い通りにならないとすぐに暴言を吐いてしまうのです。
3.いきすぎた束縛の結果、彼女の動向が気になり暴言を吐く
いき過ぎた束縛をしているタイプの彼氏も暴言をはくことがあります。
派手な服を着ているから浮気をしているんじゃないか。
さっきから嬉しそうに携帯を見ているのはほかの男と連絡を取っているんじゃないか。
普段ならもう家にいるはずなのに男と遊んで帰ってないんじゃないか。
彼女を愛しているがゆえに疑ってしまうのです。
心配がゆえに厳しい言葉で指摘してしまうのです。
彼女の方は、彼が喜ぶんじゃないかと思ってしたことでも彼からしたら 「なんで心配させるようなことするの?」ということなのです。
4.なんで思い通りに動いてくれないんだと考えてしまっている
普通こういう時にはこうするもんじゃないの?なんでこうなっちゃうの?なんで僕の理想通りに動いてくれないの? そんな風に彼は思っているかもしれません。
「あなたの常識をわたしに押し付けないで」と思う方もいるかもしれません。
しかし彼はきっと真面目な人で悪く言えば融通の利かない方なのでしょう。
真面目な人は思った通りに事が進まないととパニックしてしまいます。
パニックした結果怒ることでしか解消できないのです。
ただ実際には思った通りに進まないことの方が多いでしょう。
それが積み重なってまた暴言を吐いてしまうのです。
彼氏の暴言や暴力をする行為は絶対いけないもの
上述の様に暴言を吐いてしまう理由にもたくさんあります。
共通していることは「自分を理解してほしい」ということです。
自分の事を理解してほしい。自分の気持ちを言わないでもわかってほしい。そういう思いがあるのです。
それでも実際に暴力をふるったり、暴言がひどい場合には 限界まで我慢することはありません。
もしもうだめだと思ったらその時には周りの人に相談して、助けてもらってください。
暴言をはかれる自分が悪いんだと考えてしまう女性がいますが、悪いのは暴言をはく彼氏です。