独占欲が強い男性を恋人に持つと、大変なことばかり起こります。
少し他の男性と話しただけで怒られたり、ひどくなれば1日のうちに何度も連絡を入れるよう言われたりしてきます。
独占欲が強い男性というのはその中にどんな心理を隠しているのでしょうか。
今回はそんな独占欲が強い男性の心理をご紹介します。
独占欲が強い男性の心理1:捨てられるのではないかと不安に思っている
独占欲を分かりやすく言うと「彼女を自分だけのものにしたい」という欲求のことです。
ですから、他の人と接している事を嫌がります。
また自分のコントロールが効く状態に常にしておきたいと考えています。
そのため自分の想定外の行動を嫌がり、かついつも自分の目につく場所に彼女を置きたがります。
この独占欲を抱いてしまう原因として挙げられるのが、男性が抱えている不安です。
誰かと付き合っていると「振られたらどうしよう」と心配することが誰にでもあるかと思います。
しかし独占欲の強い男性というのは、この不安がずっと続いている状態なのです。
常に自分に自信がないため、恋人に振られることを不安に思いヤキモキしています。
また、仮に振られた時に悲しみを乗り越えられる自信もありません。
そのため首に鎖をつけ、恋人がどこかに行ってしまわないようにしています。
この場合首に鎖をつけるというのは、男よけとして頻繁にキスマークをつけたり、常に連絡を欲しがったりすることなどが挙げられます。
自分に自信がつき「彼女はどこへも行かない」という信頼を恋人に寄せられるようになるまでは、独占欲の強さはずっと続きます。
このような独占欲が強い男性には自信をつけさせてあげましょう。
まずはあなたが彼のことを愛していることを伝えてあげましょう。
裏切ることなく愛すことを伝えて安心させてあげます。
最初は疑心暗鬼かもしれませんが、伝え続けることで次第に不安な気持ちは解消されていきます。
また、その他に彼が何かをしてくれたら必ずホメましょう。
少し過剰な程にホメてあげると彼は自分が良い男なのだと考え、少しずつ自信がついてきます。
彼女への不安がなくなり、自信もついていけばきっと彼の独占欲もなくなっていきます。
独占欲が強い男性の心理2:彼女のことが好きでたまらない
独占欲が強い男性にありがちなのが、彼女が好き過ぎるということです。
男性が自分の恋人に愛情を抱くのは当たり前のことですが、独占欲が強い男性というのは愛情の抱き方も極端です。
常に頭に浮かぶのは自分の恋人の事です。
生活の中でほとんどの時間を彼女のことを考えて過ごしています。
彼女が好きなあまり、どんな姿も他の男に見られたくないため少しでも彼女が他の男性と時を共にすると怒ったりします。
また、彼女という存在を自分だけのものにしたいがゆえに、自分が選んだ服を着せたがったり、露出を控えさせたりすることもあります。
どちらにせよ彼女にとっては窮屈なだけなので、ケンカを繰り返すことが多くなります。
彼女の姿は、自分だけが見つめていたいという強すぎる愛情です。
この様な男性に対しては、他の趣味を見つける様に促しましょう。
今は楽しいことが彼女といる時間しかない状態です。
そのため彼女に依存し束縛します。
この依存を回避するためには、彼が他の趣味や楽しいことを持つ必要があります。
まずは彼が自分と出会う前にしていたことや、子どもの頃に楽しかったことを聞き出してみましょう。
そしてそれを趣味としてやってみることをオススメしてみましょう。
最初の内は一緒にやってみて、彼に楽しんでもらえる様に誘導してみます。
次第に彼がハマっていったら、彼女ばかりでなくその趣味のことも考えはじめるようになります。
すると時間が経過していけば、彼は彼女以外のことも考える様になり独占欲は少しずつ減少していきます。
独占欲が強い男性の心理3:彼女のすべてを把握したい
恋人ができると、相手のことを考える時間が日常の中に増えていきます。
それは好きな人がいればよくあることなのですが、独占欲の強い男性というのは少し特殊です。
彼女のことを知りたいというより、むしろ「知らなければ気が済まない」ようになってきます。
恋人がいつ何をしているのか常に連絡を欲し、相手のスケジュールを知り尽くした状態でいたがるのです。
また、その日のスケジュールを朝のうちに提出させ、その通りに行動しなければ怒るという厄介な男性もいたりします。
もし連絡を断ればすぐに浮気と判断したり、一緒に過ごしている相手に嫌がらせを加えたりしてきます。
そのため、彼女としてはなかなか反抗することができなくなってしまいます。
このような男性は、彼女が自分の知らない所で何かをすることを嫌います。
彼女のことをペットのような愛し方をする男性は、独占欲が強くなる傾向にあります。
彼女を常に管理下に置いておきたいタイプの独占欲が強い彼氏です。
このような男性は、元々の彼女に対する価値観が支配下に置きたいと考えているタイプの人物です。
ですので、中々この価値観を変えることは難しいものです。
常に監視されている状態が嫌であれば、第三者に仲介に入ってもらいながら別れ話をし別れることをオススメします。
もしどうしても彼と別れたくなく、現在の状態を改善したいのであれば、それも第三者を介入させましょう。
彼がある程度信頼している人に依頼し、その人と行動する代わりに常に監視をすることをやめてもらう様にします。
そうすればまずは、彼からの直接的な監視はなくなります。
そして徐々に依頼した人とも話し、自分の自由な時間を確保していきましょう。
長期戦となるかもしれませんが、彼と別れたくないのであれば覚悟して向き合っていきましょう。
独占欲が強い男性の心理4:周囲に彼女を見せびらかしたいので常に横にいてほしい
誰だって自分の恋人を褒められると嬉しく、誇らしい気持ちになるものです。
独占欲の強い男性だってそれは同じ気持ちです。
しかし彼女を個人として見ているのではなく、自分の所有物と考えているところが普通の人と異なります。
恋人を自分のものと定義した上で「こいつ、俺の恋人なんだぜ」と周囲に自慢し、褒められることに快感を覚えるのです。
だからこそこのタイプの独占欲が強い彼氏は男友達と遊ぶ約束にわざわざ彼女を連れて行くなど、進んで周囲に恋人を紹介するような場面が増えていきます。
また、彼女を所有物のように扱う男性は基本的に相手の意見を聞きません。
恋人は自分のいいなりになることが当たり前だと考えているため、彼女がこうしたいという要望はほとんど聞きません。
たとえ「自分を周囲に自慢するのはやめてほしい」と頼んだところで、到底聞き入れてはもらえません。
彼にとって彼女は、自慢したくなるコレクションアイテムの1つというポジションだからです。
このような彼女を所有物の1つと考える男性も、その価値観を変えることは難しいものです。
どうしてもこの状況を変えたいのであれば、失敗し破局する覚悟で臨みましょう。
具体的には、彼の命令や意見を聞かずに動く様にしましょう。
例えば彼の友達の所に一緒に行くぞと言われても断固拒否をしましょう。
その日は他に用事があるなどと言って断りましょう。
そうすると彼としては、自分の所有物のはずなのに命令に背いたとして怒ります。
それでも屈せずに対抗し、自分は自分だと強調しましょう。
それにより、彼女は自分の所有物ではないのだと分かってくれます。
上手く行けば、普通の彼になってくれる可能性があります。
ただ、所有物ではないと分かったことで、彼女のことを好きではなくなる男性もいます。
その場合には別れにつながってしまうので、慎重に男性のタイプを見極めて行動しましょう。
独占欲が強い男性の心理5:過去に彼女に浮気をされたため警戒心が強い
男性の独占欲の強さは、過去の経験が関係している場合もあります。
特に昔の恋人に浮気をされて深く傷ついたことがある男性は、トラウマとなって独占欲が強くなります。
浮気された経験を持つ男性は女性に対する警戒心が強くなるため、その後新たに恋人ができた時に、浮気をされないように対策を練ろうとします。
結果として表れてしまったのが独占欲や嫉妬心の強さです。
過去に浮気をされてしまった経験から彼女を監視しようとしたり、男性との関わりを完全に絶とうとするのです。
また、放っておくとすぐに浮気をされると考えているため、会う頻度も多くなりがちです。
常に彼女を自分のそばに置きたがり、たとえ女友達と一緒でも旅行になど行かせたがりません。
女性にとっては鬱陶しいことですが、それも心の傷が原因です。
彼にとって女性は浮気をする存在となっています。
ですので、これを解消するには彼のトラウマを解消してあげる必要があります。
昔の恋人について聞いてみましょう。
もし浮気をされて深く傷ついたのであれば、なぐさめてあげましょう。
そして、自分は絶対に裏切る様な行為をしないと誓います。
最初はそれでも彼は信じてくれないかもしれません。
ですので行動で見せてあげましょう。
連絡を自分からこまめにして、もし他の人といる場合にはしっかり写真を撮り送って安心させてあげましょう。
それらをしばらく続けることで、彼はあなたについては安心しても大丈夫だと考えてくれます。
また、人を非難してしまうことはできれば避けたいところですが、浮気をした昔の恋人の様な人はあまりいないことを伝えてあげましょう。
彼は過去の経験から、女性=浮気をすると考えてしまっています。
ですので、一般的な女性はそうではないのだと伝えるのです。
昔の恋人がしたことは悪いことで、普通はそんなことをしないという事を話していくことで浮気をした女性が例外だったのだと認識してくれる様にしていきましょう。
そうすれば彼は安心しトラウマも徐々になくなっていくはずです。
独占欲が強い男性の心理を知って対処していこう
独占欲の強い男性の陰には、このような心理状態が隠されています。
あまり束縛されては二人の関係は長続きしません。
このような独占欲の強い男性と付き合う時のポイントは、愛情表現を増やし自分はどこにもいかないと信用させることです。
その上で自分の個性を主張すれば、彼も無下にこちらの欲求を潰そうとは考えなくなります。
独占欲の強い男性を満足させつつ、うまく付き合っていきましょう。