5.偏光板を使用してみる
本物の水晶かどうかを見極める方法に、偏光板を使用してみるというのもオススメです。
本物の水晶なら、二枚の線偏光板で挟んでみた時、内部に虹色の輪が現れるからです。
本物の水晶の場合、水晶を形成する二酸化炭素(SIO2)がきちんと結晶しています。
そのため、偏光板を通した光が、水晶の球の中で「複屈折」または「偏光面が回転するような動き」をします。
その結果、水晶の内部に虹色の輪が現れるのです。
水晶のように見えても、ガラスやプラスティックの場合は、このような虹色の輪が現れることはありません。
ガラスの場合は、十字の影が現れます。
どの角度から見ても十字が見えるので、ガラスということがはっきり分かるでしょう。
偏光板を使用してみれば、水晶かどうかを見極めることができます。
持っている水晶が本物かどうかが分からなかったら、この方法で確かめてみましょう。