3月の誕生石はキレイな水色をしたアクアマリンです。
水を意味する「アクア」と、海を意味する「マリン」がアクアマリンの由来です。
別名「夜の女王」と呼ばれるアクアマリンは、かつてマリーアントワネットがダイヤと並び愛していたといわれます。
そんなアクアマリンの、特徴や意味についてご紹介します。
1.アクアマリンとはどんな宝石?
アクアマリンは、「ベリル」という鉱物の一種です。
色によって名前が異なり、緑色は「エメラルド」、ピンクは「モルガナイト」、そして水色が「アクアマリン」と呼ばれます。
アクアマリンは他のベリル鉱物よりも鉄元素が含まれており、キレイな水色になります。
また、中世ヨーロッパでは夜の照明やろうそくなどの中でより輝きを増すことから、「夜の女王」と呼ばれていました。
アクアマリンの産地はブラジルが有名です。
かつてブラジルで採掘されていたアクアマリンは、最高品として高い値段がついています。
そのほか、ナイジェリア、パキスタン、アフガニスタン、中国などでも採掘が行われています。
アクアマリンは日本でも採掘することができ、岐阜県の中津川、茨城県桜川市、福島県石川町などで発見されています。
ですが、日本でとれるアクアマリンは透明度が低く、多くの量が取れないのであまり出回っていません。