5月の誕生石である「エメラルド」は、ダイヤモンドやルビー、サファイヤと共に世界4大宝石に数えられています。
クレオパトラにも愛された宝石として有名で、神秘的な美しさはたくさんの人を魅了しています。
今回は、そんな今も昔も愛され続けるエメラルドの特徴や、秘められた意味についてご紹介します。
1.5月の誕生石エメラルドとは
「エメラルド」という名前のルーツは、サンスクリット語で「緑色の石」という意味の「スマラカタ」、あるいはギリシャ語の「スマラグドス」ではないかとされています。
また、日本では「翠玉、緑玉」と呼ばれます。
草木が青々と成長する5月に相応しい、生命力を感じる新緑のような鮮やかで美しいグリーンが魅力の宝石です。
エメラルドのグリーンは鉱山の火山活動によるもので、クロムやバナジウムを含みながら熟成することで生み出されます。