願いを込めて身につけていたパワーストーンが欠けてしまった時、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
なんだか悪いことが起こる前触れなのではないか、不幸が訪れるのではないかと怯えることもあります。
しかし、パワーストーンとはすでに採掘された後に割られ磨かれ、加工された石です。
今、初めて欠けたというわけではありません。
また、その種類によってその硬度は異なるので、割れやすいパワーストーンも多く、欠けるということ自体が決して珍しいことではないのです。
では、具体的にパワーストーンが欠けてしまった時にはどう対処したらよいのでしょうか。
1.変わらず持ち続ける
欠けてしまったパワーストーンがブレスレットなどのアクセサリーに加工されていた場合、欠けた部分で怪我をしてしまうかもしれません。
まずは、ストーンの欠けた場所をしっかりと見極め、危険ががなさそうならそのまま身に付け続けましょう。
パワーストーンは、例え欠けてしまっても持ち主に悪いことをすることは決してないからです。
もし危険が考えられる欠け方をしている場合は、アクセサリーの糸を切り、その石だけを取り除いた後に再度糸に通しましょう。
そして、再度身につけるのです。
また、パワーストーンが欠けたり割れたりする理由の一つには、もうすぐ持ち主の願い事が叶うことの暗示だと言われています。
もうすぐ叶いそうな願い事を手放さないように、パワーストーンも手放さないでください。
2.お守りにする
どうしても今までと同じように持ち続けることが出来ない形状にパワーストーンがなってしまった時には、お守りにしてはどうでしょうか。
例え、割れても欠けてもパワーストーン自体の力は変わりません。
また、一般的にパワーストーンが欠けたり割れた時というのは、石が持ち主の身代わりになってくれたのだと考えられています。
自分の身代わりとなって欠けてしまったパワーストーン。
もし、その石にあなたが愛着が沸くと感じるのならば、欠けた石を小袋に入れてお守りとして常に持ち歩いてはいかがでしょうか。
きっと、欠けたパワーストーンがこれからもあたなを守ってくれることでしょう。
3.自然に還す
欠けたパワーストーンをもう持ちたくないとあなたが感じた時には、どのように対処したらよいのでしょうか。
基本的に、パワーストーンとは力を帯びた石です。
先程から繰り返し説明しているように、欠けたり割れたりしてその姿が変わろうともその力は衰えません。
しかし、持ち主が「このパワーストーンはもういらない」と感じることがあるのも事実です。
欠けたとなってもよりその気持ちも強くなることでしょう。
そういった気持ちに石の持ち主がなる時に考えられるのは、その石の持つ力をあなた自身がもう必要としていないということです。
あなたの願いはすでに叶えられたのか、その願い自体に必要性をすでに感じていないということが言えます。
ならば、持ち主が不必要だと判断した石は捨ててしまえば良いのでしょうか。
答えは違います。
私たちは石を通して、自然界から願いを叶えるパワーを得ていたのです。
それは、とても尊い力です。
そのため、あなたがもし欠けたパワーストーンに必要性がないと感じるのならば、パワーストーンを是非自然に還してあげてください。
具体的には大地に、地球に自然界にということです。
もし、あなたが植物を育てているのならば、その鉢の中に埋めてあげるのが理想的な決断です。
是非、鉢の中に埋めてあげてください。
きっと、植物の成長速度が増すはずです。
もちろん鉢である必要はありません。
庭があれば、庭の土に埋めてあげてもよいでしょう。
そこから、パワーストーンの力は大地へと浸透していくのです。
もしかしたら、自分が愛用したパワーストーンをより大自然に近い海や山に還したいと願う人たちもいるかもしれません。
しかし、残念ながら行政のゴミの分別表などを見てみると、パワーストーンも何らかのゴミとして分別されてしまう存在です。
そのため、不用意にその辺りに還してしまう行為は、不法投棄とされてしまいます。
また、他の人が立ち入る場所では、誰かが怪我をする可能性もあります。
そのため、自分の身の回りの自然へと還してあげてください。
役目を終えたパワーストーンも、あなたの近くであなたの行く末を見守っていてくれることでしょう。
パワーストーンが欠けても大丈夫
このように、自分のパワーストーンが欠けてしまったからといって、焦ったり暗い気持ちになることは一切ありません。
あなたが手に入れ、願いを込めたパワーストーンはあなたが必要としている限り、その力を発揮し続けてくれます。
決してあなたに悪い影響など与えたりはしません。
そして、もしいつかあなたがそのパワーストーンに必要性を感じなくなった時にはお別れしましょう。
大きな自然の恵みの下で生まれたパワーストーンは、また大きな自然へと還っていくのですから。