パワーストーンで出来たブレスレットなどは、一見オシャレなアクセサリーに見えます。
しかし、パワーストーンは身につけることで、あなた自身を様々な厄災から守ってくれるお守りとしての効果も高いと言われています。
パワーストーンといってもその種類は多く、その色や効果などは非常に多岐にわかります。
今回は、その中でも青色系のパワーストーンをご紹介します。
1.ラピスラズリ
水晶と並んで最も歴史の古いパワーストーンです。
パワーストーンに特に詳しくない人でもこの名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
見た目の色は、濃い紺色から青色をしています。
ラピスラズリという言葉は「青」という意味と「天空空」という意味の言葉をつなぎ合わせて作られた造語です。
その神秘的な色合いから、古くから世界中の様々な文明で、神に繋がる儀式などに使用されてきました。
また、その高貴な色合いや神格的な意味から、古代エジプトでは王族にのみ身につけることが許可された特別な石でした。
しかし、現在ではパワーストーンとして大変人気があり、一般的に販売されている店舗も多いです。
効果としては、体内の浄化があります。
澱んで滞ってしまった気の流れを促し、頭をスッキリさせる効果があると言われています。
そのため、受験生にとりわけ人気があるパワーストーンです。
2.アクアマリン
淡い水色のパワーストーンです。
その色合いは海のようでもあり、アクアマリンの語源には「海」という意味があります。
こちらの石も歴史は古く、古代ローマ帝国やエジプトの貴族たちが華やかな場所で身につけたと言われています。
特にヒーリング効果が高いパワーストーンの一つとして、とても有名な石です。
その淡い色をながめていると、リラックス効果が促され心が癒されるのです。
そのため、争いごとを収めたり夫婦仲を円満にさせるなどの効果があると言われています。
夫婦円満を望む人や、日々ストレスを抱え、癒しを求めている人などに人気のあるパワーストーンです。
また、喉など呼吸器系に良い効果をもたらすと言われています。
そのため、喘息などの持病がある人にもオススメです。
様々な人と会話をしなければならない、大勢の中で話をしなければならないなど、喉にプレッシャーのかかる職種の人にもオススメです。
その場合は、ブレスレットではなくペンダントとして喉元にパワーストーンを身につけておくほうが良いと言われています。
3.ターコイズ(トルコ石)
全体的に薄い水色から紺色、青色などの地石の中に黒や茶色の斑模様や縞模様の入ったパワーストーンです。
トルコ石という別名もありますが、産地がトルコなのではありません。
トルコを経由して全世界に広がったので、トルコ石と呼ばれるようになりました。
また、表面に無数の小さな穴が空いているのが特徴で、非常に脆い為大切に扱う必要があります。
一見、オシャレで店でもよく見かける石なので、知っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、その歴史は古くから世界中に存在しています。
とりわけネイティブアメリカンの歴史においてお守りとして使用されていたことは、とても有名です。
どの文明においても、神様と繋がり自分の危険を察知してくれる石だといわれています。
身についている人物に不幸や災いが起こるのを察知すると、石自体が濁って知らせたという逸話も多く残っています。
そのため、様々な文明の権力者たちはこの石を手元に置くことが多くありました。
自分に危機が迫った時には、それを神様が知らせてくれると考えたからです。
現在でも、その見た目が魅力的な石なため、単純にアクセサリーとしても大変人気のあるターコイズです。
しかし、パワーストーンとして購入する人たちは、交通事故など不意に起こる事故から自分自身を守ってくれるお守りとして身に付ける場合が多いといいます。
4.ラリマー
淡い水色の中に白い斑模様が浮かんだ色合いをしているパワーストーンです。
現在世界中で採掘出来る場所が一つしかないということで、それほど流通量は多くありませんが、とても美しい色合いから人気があります。
歴史はそれほど古くありませんが、石の持つ効果が主に心に効くものだということで、心に病を抱える現代人には人気があるパワーストーンです。
ラリマーには、心を安らかに保ち不安を解消するといった効果があります。
そのため、対人関係で悩んでいる時や妊娠中、病気療養中などで心が弱っている時に身に付けるのがオススメです。
青色のパワーストーンを持とう
このように一言で青色のパワーストーンといっても、濃い紺色から淡い水色までその色合いは千差万別です。
しかし、青という色は「海」「空」「宇宙」といった大きな自然界の色を持っています。
そのため、古代から多くの文明や王朝、民族たちの自然信仰の象徴として使用されてきました。