4.教室の夢は友情も意味する
教室にたくさんの座席がある夢は「友情」の象徴です。
教室にある座席の数が多ければ多いほど友情に対する渇望が強く、空席が多いほど現状で友情に満たされていないことを意味します。
クラスメートというのは不思議な関係です。
同じ時代に同じ地域にうまれた同年代の子どもの集まりがクラスメートであり、同じ空間にいる必然性というのはほとんどありません。
にも関わらず、学生時代に多くのクラスメートと仲良くなれたのは、友情という目に見えない絆があればこそです。
夢に出てくる教室の座席というのは、心の奥底で求める友情の量に比例します。
講堂のような広い教室に多くの座席があれば、「たくさんの友情を求めている」、反対に狭い教室で少ない座席しかない場合は、「友情の広さよりも深さを求めている」ことを示します。
座席の数は求める友情を表しますが、実際に友情が満たされているかどうかは、座席に付いているクラスメートの数という形で夢に出てきます。
座席に対して人数が少なく空席が目立つようであれば友情が不足している、座席が満席であれば望んでいる友情が十分満たされている、座席数が足りないほど人が多い場合は、自分には分不相応なほど友情に恵まれていると感じている証拠です。