夢の中であっても声が出なかったりすると、思わず焦ってしまうはずです。
叫ぼうとしても声がどうしても出ない夢はあまり見たくないものです。
目覚めた時には、きっとホッとするでしょう。
そういった声がなぜか出ない夢は、自分でも気がついていなかったことを教えてくれようとしています。
声が出ない夢の意味や深層心理を知ることで、もっと自分自身を理解していくことができるでしょう。
夢占いの観点から、声が出ない夢の意味を詳しく解説します。
【夢占い・夢診断】声が出ない夢の基本的な意味
声が出ない夢の意味や深層心理の中には、ちょっと見過ごせないものがあります。
それは自分自身が抱え込んでいる「不安」をあらわしていることがあるからです。
夢の中だったとしても、声を出すことができないような状態は、非常に精神的に負担となります。
「どうしよう」と気持ちが焦ってしまいますし、このままずっとこの状態だったら・・・と、未来に向けて不安がつのってしまいます。
その夢の中でひしひしと感じ取っている不安感、それが日々の生活で自分感じている気持ちです。
自分の生き方や生活のこと、恋愛のことなどを考えてしまうと、いったいどうしたらいいのか分からなくなってしまい、言いようのない不安感を感じてしまいます。
そういう時、人は「声が出ない夢」を見てしまいます。
声が出ない夢を見た時には、心の中に何か不安を抱えていないか、じっくりと自分の気持ちを振り返るようにしてみましょう。
そうすることで、心を軽くしていくことができて、楽しい毎日を送ることができるようになるでしょう。
【声が出ない夢の夢占い・夢診断】言いたいことがあるのに声が出ない
声が出ない夢の意味や深層心理には、様々なものがあります。
その中には「言いたいことが言えない」という気持ちを隠していることもあり、それが心の負担になっていたりします。
声が出ない夢を見た時には、もしかしたらちょっと抑圧された毎日を送っているかもしれません。
周りの人に気を遣うようなポジションにいて、言いたいことの半分の口に出すことができなかったりしていませんか。
そういう日々を送っていると、心の中にジレンマを抱え込んでしまいます。
「はっきりと言いたい」という気持ちと「やっぱり言ったらまずいんだろうな」という考えが頭の中で交錯して、悶々とした気分になることでしょう。
そういう状態は、心身にとってマイナスになってしまいます。
言いたいことがあるのに言えない・・・という状態を自分自身に知らせるために、「声が出ない」という状態の夢を見ているのでしょう。
声が出ない夢を見た時には、何か言いたいことがないか、それを無理やり我慢していないか、よく考えてみましょう。
自分でも気がつかなかった心の奥底に「私は○○だ」と、言いたい気持ちが潜んでいるのかもしれないからです。
【声が出ない夢の夢占い・夢診断】声を出せないが焦っていない
声が出ない夢の意味や深層心理の中には、良い意味を持つ吉夢であることもあります。
声が出ない夢というのは、あえて言葉にしなくても相手に自分の意思を伝えることができる「ツーカーの仲である」ということを示している場合もあります。
特に声は出ないけれど、特に気にする様子がない夢がこうした意味を持ちます。
声が出ない夢を見た時、夢の中には自分と親しい人がいることがあります。
例えば家族や恋人、そして親友が夢に出ているなら、相手に対して「会えて言葉にしなくてもいい」ということを示しています。
相手は自分に対して信頼を寄せてくれて、そして大切に思っていてくれる・・・そういう相手なら、自分自身もリラックスすることができます。
こちらがわざわざ何か言わなくても「私の気持ちは分かってくれているんだ」と思えるのです。
そういう人間関係を築いていると、夢で「声が出ない」という状態になったとしても、特別に不安になったりすることはありません。
むしろ穏やかな気持ちでいることができるでしょう。
声が出ない夢を見た時、不安になることもなく、仲の良い人達が夢にでているのなら、それは吉夢だと思われます。
相手と心が通じ合っているということを知らせてくれている夢です。
【声が出ない夢の夢占い・夢診断】叫びたいことがあるけれど声が出ない
声が出ない夢を見た時、気を付けなければいけないのは「鬱屈した感情が蓄積している」ということです。
そしてそれを周囲にばれないように隠しているので、そういう夢を見てしまうのでしょう。
声を上げるということは、自分の感情を表すことでもあります。
しかし夢の中であったとしても、あえて黙っているのは「自分を押し殺している」ということを示しています。
本当は怒りや不満の感情が心の中に降り積もっているのですが、それをあらわにしてしまうと周りの人に変に思われてしまうので、そういう気持ちを見てみないふりをしています。
普段生活をしている時に、色々と我慢したり不愉快に思うことはたくさんあります。
しかし、いちいちそういう思いを口にしてしまうと、トラブルを引き寄せてしまうこともありますから「そんなことは思っていない、感じていない」というフリをしてしまいます。
ただ、自分の頭の中でそうやって鬱屈した気持ちを処理したつもりでも、心の中から消し去ることはできないものです。
声が出ない夢を見ることによって、自分でも忘れていた「マイナスの感情を持っている」ということを思い出させているのでしょう。
声が出ない夢を見た時には、自分の中に何か溜まった感情はないか、そのあたりを探ってみるようにしましょう。
そうすれば、自分自身でも知らんぷりしていた怒りの気持ちを見つけ出すことができるかもしれないのです。
声が出ない夢の意味や深層心理を知ろう
声が出ない夢というのは、自分の中にある気持ちや、周りの人との関係を知らせようとしてくれている夢です。
目覚めた時に「ああ、声が出なくて苦しかった」と思って終わりにするのではなく、自分の心の中を覗き込んでみましょう。
そうすることによって、不安なものを吐き出して、心のバランスを取ることができるようになるでしょう。