
占いにはさまざまな種類があります。
その中でもタロット占いは、カードの出方で占います。
霊感や特殊な能力よりも、正しい知識が必要になる占いです。
そんなタロット占いを自分でできれば、色々なことを自ら占うことができます。
片思いの人の気持ちや、未来などを占うことで自分の指針にすることもできます。
更には他の人を占ってあげることで信頼を得ることもあるかもしれません。
そこで今回はタロット占いを勉強する方法についてご紹介します。
タロット占いの参考書を読み学習しよう
タロット占いにも、他の学問同様に参考書が存在します。
タロット占いにはタロットカードを用いるので、まずはその使い方を知っていなければなりません。
カードの並べ方や絵柄の名前、さらにその意味など、覚えることがたくさんあります。
カードの絵が意味するものなどは、なんとなく知っている人も多いかもしれません。
ですが、タロットカードの並べ方は意外に多く、その展開法も知っておく必要があります。
さらに、占いには必ずその根拠があるとされています。
特に西洋の占いの中には、大学で学ばれる種類のものもあります。
その際、タロット占いの起源やその歴史を知っておくことは必要不可欠です。
カードを引いた結果が、どういう意図で占いと結びつくのかということがわかっていなければ、そもそも占いとして成立しません。
自分自身や友人を気軽に占うときでも、その占いの背景は知っておいたほうがいいでしょう。
さらに、タロット占い師として活動することをも視野に入れている人ならば、絶対に文献からその歴史を学んでおくべきです。
タロット占いの専門学校に通う方法もある
占いの学校は複数存在します。
とはいえセカンドスクールのような扱いなので、仕事を持っている人でも気軽に通えるスタイルのものが多いです。
例えば仕事帰りに通う夜間スタイルや、週末だけ通うスタイルなどです。
学習塾や受験予備校ほどの数はないので、学校を吟味していくと、どうしても有名な学校は大都市に集中しています。
タロット占いを始め占いの専門学校では、その道のプロが丁寧に教えてくれることが、何よりのメリットです。
わからないことがすぐに質問できる環境です。
また、実際に、目の前のプロに占ってもらうこともできます。
専門学校にはほかにも生徒がいますから、お互いに占いあう練習ができるのもいいところです。
いわゆる、実習ができるわけです。
将来占い師になりたい方にとって、実習経験は必須といえます。
また、占い師になるつもりがなくても、占いを人から学ぶというのは、習得への近道になります。
タロット占いの学校は、もちろん海外にもあります。
タロット占い発祥と言われるフランスをはじめ、ヨーロッパに占い留学をすることも可能です。
開業を視野に入れている人にとっては、海外での勉強経験はかなりの強みになります。
タロット占い師へ客として通い、どの様に占っているかを盗み見る
自身がクライアントの立場となり、何度もタロット占いに通えば、自然とカードの意味や並べ方を覚えることができます。
また、タロット占いの歴史や背景についても聞けるかもしれません。
あるいは、気になるカードの解釈があったときに、すぐにその意味を質問することもできます。
目の前で占ってくれるのは、現役のプロ占い師ですから、最高の先生でもあります。
もし、開業を目指している人ならば、接客の技術を学ぶことも可能です。
タロット占い師を生業とするためには、接客や営業といった活動も、少なからずしなければなりません。
言葉の選び方や料金設定については、占いの本や学校でそこまで生々しく教えてもらえるものではありません。
また、占いスペースの内装や占い師の服装など、学ぶべきことはたくさんあります。
複数のタロット占いに足を運ぶことによって、占いのより深い部分まで知ることができます。
タロット占い師の弟子になる
開業を目標にしている人は、弟子として雇ってもらうのが最も効率的な勉強法です。
様々なクライアントと出会う機会がありますし、ありとあらゆるカードの出方を学ぶことができます。
ですが、タロット占い師の弟子になる前に、ある程度の知識を習得しておいたほうがいいことは、いうまでもありません。
カードの絵柄の名前や意味程度は、本やインターネットで学んでおくべきです。
しかし、占いというのは、その場に居合わせた人とそのタイミングによって結果が大きく異なるものです。
その瞬間に立ち会ってタロット占いを学べる機会は、そうそう転がってはいません。
それこそ、お金を払っても得られるわけではないのです。
もしも可能ならば、タロット占い師の弟子になるというのは、とても効率的な勉強法になります。
他人をタロットで占ってみる
勉強という行為の中で最も重要なのは、実践です。
まだ十分に知識が身についていない状態でも、他人を占うという経験によって、タロット占いへの理解が深まります。
とはいえ、初めは、友人や家族などを占うことから始めたほうがいいでしょう。
実践してみることによって、占いに必要な勘やインスピレーションが養われるといわれています。
占う相手の発する気を感じられるようになれば、それは、ただカードの意味を暗記しただけの状態をはるかに超越したということです。
カードの意味を正確に理解するのはとても重要なことですが、それを用いて占いを行うためには、他人を占う経験も必要です。
タロット占いを自分でできるようになろう
タロット占いは、いわゆる一般人でも勉強しやすい、学問に近い占い方法です。
また、神秘的なイメージがあり、女性には特に人気の占いでもあります。
そして、実際に誰かを占ってみると、占いそのものに対する技術も身につくようになり、より深く勉強ができるといえるのです。