大勢で賑わうことが好きな男性もいれば、一人を好む男性もいます。
一人が好きな男性は、恋愛でも女性に執着することがなく、女性にとっては少しクールな男性に見えてしまうこともあるでしょう。
なぜ一人が好きなのか、その人の心理を覗いてみれば、少しは気持ちを理解することができるかもしれません。
1.自分のことだけに集中したい
一人が好きな男性の中には、趣味を持っていたり、集中したいことがあるケースが多く、それを他人がいることによって妨害されたくないという思いを持っています。
例えば趣味で何かを作ることが好きな場合、そこに友人や恋人がいれば、話をしなければならない為、作ることに集中できず、思うように作品が仕上がらないという問題が出てきてしまいます。
何かを作っている時、集中している時が好きで、誰かに邪魔されたくないと思っている人は当然一人が好き。
自分のことを優先し、自分のことだけ考えたいという心理から、一人が好きであることが考えられます。
例え会話をしなくてもいいと言われても、そこに誰かがいるというだけでも気が散ってしまうこともある為、完全に一人の状態を好むのです。
2.気を遣うことが疲れる
誰かと一緒にいれば、その人がどう感じているのか、どうして欲しいと思っているのかと、少なからず相手のことを考え気にしなくてはならなくなります。
それが人への気遣いとなり、時に優しさになるものですが、気を遣う性格の人にとっては少し疲れを感じてしまうものです。
言葉を発するにしても、それが相手にとって傷つくことだったり気になることだったりしないか。
また自分の行動によって迷惑をかけていないかなど、いちいち気にしてしまう為、誰かと一緒にいる空間にストレスを感じる人もいます。
元々人に気を遣うタイプの人、そして自分を出すことができない消極的な人に多く、素の自分だったり開放的な自分を出せないこともあります。
人といることで疲れるという人は、このような心理から一人が好きになっていることも考えられます。
3.気持ちを切り替えたい
気持ちを切り替える際に、一人になりたいと願う人も多いです。
仕事でミスをしてしまった、恋人とケンカしてしまった、選択を間違ってしまったと、落ち込んだり悲しいことがあると、そこから這い上がろうとするでしょう。
そんな時に人は気持ちを切り替えることが必要になりますが、器用な人でない限りそう簡単にできるものではありません。
切り替えることが苦手な人は、そこに誰かがいても引きずってしまい、皆が笑顔でいる時に一人だけ無表情になったり落ち込んでしまったりと、周りへ気付かれてしまう人もいます。
このような人は一人の時間を持つことでリセットすることができるため、必然的に一人の時間を必要とします。
一人が好きというよりも、一人の時間がないと気持ちを切り替えることができないため、自分にとって必要不可欠な空間でもあります。
4.話すことが嫌い
人と話すこと自体が嫌いという人は、一人が好きな傾向にあります。
仕事や接待という場では、仕方なく話しているものの、必要のないところで話をしたり、世間話をすることに「面倒」「辛い」と感じる男性。
こうした人は極力会話をしたくないと思っているので、会話をしなくていい状況を好みます。
一人でいることで誰かと話す必要はなく、一言も発さなくても平気な状況が好きなのは、単に会話というものをしたくないだけのこともあるでしょう。
無口な人、口数が少ない人は、大勢でいる環境よりも一人でいる時間の方が楽しく感じているものです。
5.余計な悩みや問題を増やしたくない
誰かと一緒にいれば、それだけ悩みや問題が生じやすくなります。
例えば会話の中で気になることを相手が言った時「あれはどういう意味で言ったんだろう」「もしかして俺のこと嫌いなのかな」と、一人でいれば考えなくても良いことまで気にしたり悩んだりするようになる。
楽しいことや面白いと思えることが多くなった分だけ悩みや問題が生じる可能性は高くなり、自分にとってそれがリスクだと感じる男性は、一人を好むようになります。
実際は人といること、大勢でいることを楽しんでいるように見えても、抱えている悩みや問題が多ければ、楽しい以上に辛いものとなってしまうこともある。
人間関係でのトラブルを抱えたくないと感じている男性は、積極的に人と付き合うこと、集うことをしないことが多いのです。
余計なトラブル、悩みや問題を抱えたくないと思っている人は、あえて「問題が起きない状況」=「一人」が好きなのかもしれません。
一人が好きな男性の心理を知ろう
一人が好きな男性を好きになると、かまってもらえていない感じがしたり、冷めているように見えたりと、女性としては不安になることも多いですよね。
ただ、その理由が分かれば、自分に対してだけのことじゃないんだと、理解を深めることができるかもしれません。
どうしてその男性は一人を好むのか、自分と一緒にいてくれないのか、不満や不安を抱えるよりも先に、その心理を分かってあげられると、さらに魅力的な女性に成長できるかもしれませんね。