世界中でたくさんの人に愛されている虫をあなたはご存知ですか。
その虫は「てんとう虫」です。
実は、てんとう虫は世界的にも幸運をもたらす存在と言われていることをご存知ですか。
てんとう虫が幸運の象徴と言われている理由をご紹介します。
1.てんとう虫は神様とつながりがある
てんとう虫は英語で「Lady Bird」や「Lady Bug」などと呼ばれています。
Ladyはマリア様という意味で、てんとう虫が神の使いであったことがうかがえます。
欧米ではてんとう虫が空に向かって飛んでいく姿を、天国の席を予約するために飛んでいると考えられ、神様の使いと捉えられるようになったそうです。
欧米では昆虫を「悪魔」など悪い存在と考えているので、てんとう虫だけは昆虫とは捉えられない特別な存在だと言えます。
聖母マリアの使いと呼ばれる理由の1つに、農作物に被害を加える害虫を積極的に食べてくれる益虫だったことが考えられています。
こんなジンクスがあります。
昔害虫の被害に苦しんでいた農夫がマリア様にお祈りをしたところ、畑にたくさんのてんとう虫が飛んできて、害虫を残さず食べてくれました。
そのおかげで、農夫は害虫の被害から解放され、豊かになったそうです。
昔は今のように防虫剤などはなかったので、害虫の被害を防ぐてんとう虫は神の使いのような存在だったのかもしれません。