結婚式や引っ越しなどで新生活をスタートするとき、その日が縁起がいい日かどうか気になる人が多くなります。
大安や仏滅などの六曜は、広く一般的に知られていますが、不成就日にも注目することで、より縁起のいい日を選ぶことができます。
1.不成就日とはどんな日なの?
不成就日は選日の一つです。
選日は六十干支の組み合わせによって吉凶を占うもので、大安や仏滅・先勝などカレンダーや手帳によく書かれている六曜に加え、七曜、九星、十二直(中段)二十八宿、暦注下段以外のものが含まれます。
不成就日以外の選日には、一粒万倍日・三隣亡・八専・十方暮・天赦日・天一天上がありますが、この中の三隣亡は建築に関連する事柄の凶日としてカレンダーに明記されることも多いです。
不成就日は別名で不浄日とも言われています。
不成就日は、その文字を見てもわかるように、なにをしても成就しない日とされて、三隣亡の建築関連に加え、結婚や開店、引っ越しや契約、子供の命名・納車など、不成就日はあらゆるものが凶とされています。
ですので、重要な出来事はこの日を避けるようにするのがオススメです。