1.性格を4タイプに分けること自体科学的におかしい
血液型占いは、大まかにA、O、B、ABの四つの血液型によって性格を分類しています。
しかし、血液型というのは、大まかにはその四種類ですが、実際にはさらに細かい分類があります。
遺伝子のレベルで血液型を分類すると、血液型はOO、AA、AO、BB、BO、ABの6タイプに分かれます。
A型とB型に、細かい分類が2タイプずつあります。
本当に血液の組成や遺伝的違いを考慮するのであれば、遺伝子的に異なるタイプがあるA型とB型の人を、ひとくくりの血液型として性格分析してしまうのはおかしいことになります。
また、よく耳にするのが、RHマイナス、プラスといった違いで、このタイプが違うだけで現実的には同じ血液型でも輸血すらできません。
それなのに性格が似通るということに無理があるという点が、血液型占いに根拠がないと思われる理由の一つになります。