芸能人の運勢を占う人の心理には、いったいどういう思いが潜んでいるのでしょうか。
歌手や俳優など、名前の知れた芸能人は沢山います。
わざわざそういう人達を占ってみることで、知らない未来が見えてくるのかもしれませんね。
1.「世間に影響力がある人の人生を知りたい」という好奇心を持っている
芸能の運勢をを占う人の心理にあるのは「世間に影響力のある人が、これからどんな運命を迎えるのか知りたい」と感じていることです。
これだけ世の中に知られた人が、これからますます活躍していくのか、それとも残念ながら落ちぶれてしまうのか、それを知りたいという好奇心が抑えられないのです。
芸能人を見ていると、華々しい人生を送っているように見えます。
そしてそういう毎日が、これからもずっと続くのだろうかそれはきっと誰もが不思議に思って知りたいと思う気持ちを持っていることでしょう。
才能だけでスターダムにのし上がってきた人は、傍から見ていても「すごい」と言いたくなります。
しかし、才能というのは枯渇することもあります。
そうなった時に「あの人はいったいどうなってしまうんだろう」と思う心が、むくむくと湧き上がってしまい、誰かに頼まれなくても、つい占ってしまいます。
世間に影響力がある人ほど、人生の浮き沈みが激しいということがあります。
そういう芸能人を見ていると「この後どうなってしまうんだろう」と好奇心を持ってしまっても、ある意味自然な気持ちなのかもしれませんね。
2.芸能人を占うことで「自分もそういう世界に近づきたい」と目論んでいる
芸能人の運勢をを占う人の心理に「自分もそういう世界に近づきたい」という憧れを持っていたりすることがあります。
そしてチャンスがあったら、ぜひお近づきになろうと目論んでいるのです。
芸能人とちょっと知り合っただけで、やけに親しいふりをする人が世の中にはいます。
芸能人を占う人の中にも、その占いの結果を通じて、その芸能人に「御贔屓」にしてもらい、親しくなりたいと思っているのでしょう。
そういう気持ちで占う人達は、テレビ番組などにもいそいそと出演してしまいます。
「占い師」として招かれて、そして「○○さんはこれからこうなる」と占って、相手の気持ちを引き付けようとします。
そういう気持ちで占っている人は、話していても有名な芸能人のことが言葉の端々に出てきたりします。
「○○さんを占った時には××で」ということを話し出して、まるで友達のようなそぶりをするので、そういう世界に憧れていることが分かりやすかったりします。
3.その芸能人のファンで「ぜひサポートしてあげたい」と思っている
芸能人の運勢を占う人の心理には、その人の熱心なファンであるということもあります。
大好きな芸能人のことを「ぜひサポートしてあげたい」という気持ちがあって、それであれこれ占ってしまうのでしょう。
特別に有名な占い師であるわけではないのに、しかも頼まれてもいないのに、熱心に占ってしまうのは、その芸能人を心配しているからです。
「今月の運勢はどうなんだろう」といろいろ調べてしまい、一喜一憂してしまいます。
その芸能人のラッキーカラーが赤なら、コンサートにいく時には、ちゃんと赤の服を着て行こうとします。
そうやって、微力ながらも占いを通してその芸能人をサポートしているつもりです。
いくら芸能人の代わりに占ってみても、運勢を変えていくのは本人次第です。
それを分かっているのですが、つい「何とかしてあげたい」とか「もっと活躍してほしい」というファン心が騒いで、大好きな芸能人のことを占っているのでしょう。
4.有名な芸能人を占うことで「私ってすごいでしょう」と思われたいという気持ちがある
芸能人の運勢を占う人の心理には、有名な芸能人を占うことで「私ってすごいでしょう」と思われたいという気持ちがあったりします。
皆が知っている芸能人を占っていると分かれば、きっと周囲の見る目も変わるだろうと思っているのです。
有名な人の運勢を占うことができれば、周囲の人は興味津々で聞いてくれるはずです。
「へえ~、それであの芸能人はこれからどうなるの?」という感じで、周りの目を集めることでしょう。
そうやって、人から注目されるのを快感と思う人もいます。
そして「すごいね、あんな有名な芸能人の未来が占えるなんて」と言われたら、自尊心が満たされて、心から満足します。
自分自身が自信を持っていれば、別に芸能人を占って「箔」を付ける必要なんてありません。
しかし、本当は大したことがない自分を知っているので、わざわざ芸能人を占って、評価を得たいと思っているのでしょう。
芸能人の運勢を占う人の心理を知ろう
芸能人の運勢を知りたいと思う人がきっと多いはずです。
ただ、有名な芸能人を占う人というのは、必ずしも単純に興味本位で占っている場合もありますが、他にも様々な心理が働いています。
そういう人の心の中には、きっと他人の運勢を通して、自分自身をもっとグレードアップしたいという気持ちがどこかに潜んでいるのでしょう。