山水蒙(さんすいもう)の意味と由来【易経六十四卦】山水蒙を得た時の恋愛・仕事・金運も解説

最終更新日:2019年4月13日

易経六十四卦において山水蒙を得た時にはどの様な意味があるのでしょうか。

ここでは山水蒙の意味や由来から、山水蒙が出た時の仕事・恋愛・金運についての意味解釈をご紹介します。

1.「山水蒙」の意味・由来

上卦に山(艮)、下卦に水(坎)を置いた八卦が「山水蒙(さんすいもう)」です。

山の下にある険阻(厳しい地形)を指し、蒙(暗)い危険な地形ですが、やがて大河へと至る水源(童蒙)という側面を持ち合わせます。

また、生れ落ちてすぐの者は皆、知識を持たず危うい「蒙昧」な者であるという意味からこの卦を水雷屯の後、第四番目の位置に据え、物事や人の成長発展する順序とする見方があります。

暗い山の中にある小さな水の流れがいずれ大きな大河となるように、幼く危うい蒙昧な者も、道を違えなければ大きな人物に育ち得るとして、大きく成長する為に育てる段階である事を意味します。

2.山水蒙が得た時の解釈

蒙昧という言葉にあるように、この卦を得た時は真摯な心構えで教えを乞う事を重視して示されています。

易で占断を行う際の重要な心構えとされる「何度も同じ事を占ってはならない」とする文言も、この卦の説明において注記されています。

教えを乞うという事は教えに則り自分の振る舞いを変えるという事が含まれるものです。

一度で聞き分けられない事を問う心構えで問いただすようでは「自分から啓蒙を求めている」とは言えない、という厳しく教え諭す意図が見られます。

しかしながら、それはこの卦を得た人がまだ幼く成長する余地が大きくあるという事です。

厳しい時、厳しい言葉に成長する為の糧を見出すチャンスと出来るはずです。

3.山水蒙を得た時の仕事運

山の下にある厳しい地形を分け入り、踏み越えていかなければ進めないように、今は厳しい状況にあると言えます。

先の見通しも立たずに不安な気持ちとなっているかもしれません。

しかし、今進んでいる道が間違っているという事ではありません。

まず落ち着いて周りを見渡して下さい。

何かが変わりそうな兆し、厳しくも自分の身を改める事で何かを変えられそうな言葉を投げかけてくれる人や、チャンスになりそうな事がどこかにあるはずです。

慌てず焦らず、険しい道を一歩ずつ踏み越えて下さい。

そうすれば仕事の運気も向上していくはずです。

4.山水蒙を得た時の恋愛運

恋愛において相手の言葉が厳しく聞こえたり、先々に不安を感じる事で厳しい関係になっているかもしれません。

相手がいる方は、相手に何度も問いただすような事をしてはいけません。

今は相手の言葉を受け入れるべき時であると考えられます。

真摯に相手の言葉に耳を傾け、自分の改めるべき所を見つめる事で、お互いにとって良い事が見出せるはずです。

相手を探している方は、今は焦るべき時ではありません。

親身にアドバイスをしてくれる人を見つけ出す事や、あるいは将来のパートナーとなる人を見出す事があります。

しかし今は自らを改め、高める時期です。

道を間違えている訳ではありませんので、不安にならず一歩ずつ事を進めるのが良いでしょう。

5.山水蒙を得た時の金運

状況としては厳しいものがある一方で、何か突破口となるものを見つけているかもしれません。

とは言え、それはすぐにものになるという事ではありません。

今は身を養い、先を見据えた勉強をしたりする時期であると言えるでしょう。

長期的な計画で大きな利益を得ようとしている最中であれば、今は苦しい時かもしれませんが大きな方向性は間違っていないと考えられます。

ともすれば暗中に小さな利益を見出す事があるかもしれませんが、それはゴールではありません。

目的を見失わないよう、自分を改め、高めていける契機と出来れば、大きな結果へたどり着く事も出来るでしょう。

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