3.未来を言い当てる
女性が占い師に尋ねる質問でもっとも多いのが「運命の人はいつ現れますか」です。
「2年後の2月4日、午後4時30分に◯駅前に◯◯という名前の男性が現れます」と断言してその通りになれば予言成立ですが、当然そんな事は不可能です。
ですが「2年後にステキな男性が現れます」と言えば、2年後の何時何分に現れるのか、それはどんな男性なのか、全てが曖昧でいくらでも言い逃れが可能です。
もし本当に恋人が現れたら予言成立で、現れなければ「せっかく出会ったのにあなたは気づいてない。
よく思い出して下さい」と相手に答えを用意させることすら可能なんです。
また「近い将来に腰を怪我する可能性があるので注意してください」と予言すれば、実際に腰なにかあれば(それが些細なことでも)予言成立、もし何もなければ「予言を聞いて注意して暮らした甲斐がありましたね」と、これもまた手柄にすることができて、予言した側が負けることはありません。