10月の誕生石といえば、色のバラエティが豊かなトルマリンと、見る角度によって色合いが変わるオパールですよね。
それぞれに特徴があり、10月生まれの人には是非その意味を知って頂きたいところです。
そこで今回はトルマリンとオパールという10月の誕生石がもっている特徴や意味について解説します。
1.10月の誕生石トルマリンの特徴
トルマリンの産地は、ブラジル・アメリカ・セイロン島などです。
「トルマリン」という名前はセイロン島の現地語(シンハラ語)の「turmali(トルマリ.「混ざった石」の意)に由来すると言われています。
日本では別名「電気石」とも呼び、その名のとおり電気が流れる石です。
ラジウムを発見したキュリー夫人の夫でノーベル物理学賞を受賞したピエール・キュリーとその兄ジャック・キュリーが「トルマリンに圧力や熱を加えると電気を帯びて、静電気(マイナスイオン)を発生する」ことを見い出しました。
トルマリンのこの特徴は、色が濃いほど強いです。
そのため、黒色のトルマリンは肩凝りに効くとされたり、電磁波防止に効果があるとされ、健康グッズが多く出回っています。
カラーバリエーションは、ピンク、緑、黒をはじめ、赤、橙色、黄色、白、透明、水色、紫などがあります。
その豊富さゆえに「トルマリンにはすべての色がある」と言われるほどです。
色によって、ピンクトルマリン・グリーントルマリンと称したり、赤色のトルマリンは「ルベライト」、濃い青色のトルマリンは「インディゴライト」と呼ぶこともあります。