「秘密」を意味する花5:ホトトギス
ホトトギスは、ユリ科ホトトギス属。
8~10月の晩夏~晩秋にかけて、斑点のある、紫、白、黄色の花を咲かせます。
学名は、「Tricyrtis hirra(トリキルティス・ヒルタ」と言いますが、和名の「杜鵑草(ホトトギス)」は、花に入っている斑点が、鳥のホトトギスの胸にある模様によく似ていることからそう呼ばれるようになりました。
別名を「油点草(ユテンソウ)」と言います。
これは、若葉に油じみのような斑点ができることからそう呼ばれるようになりました。
花言葉は、「永遠の若さ」「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「秘めた思い」です。
「永遠の若さ」と「永遠にあなたのもの」という花言葉は、ホトトギスが晩夏から晩秋までの寒く長い期間を、ひたむきに美しく咲き続ける強い生命力にちなんだものです。
「秘めた意志」や「秘めた思い」も、そのひたむきなことと、力強い生命力を表した花言葉でしょう。