「秘密」を意味する花3:ミモザアカシア
ミモザアカシアは、アメ科アカシア属の花。
12~3月ごろの早春に沢山の小さな黄色の花を咲かせます。
「ミモザ」という名は元来、ミモザ・プディカ(オジギソウ)のことを指していました。
ところが、アカシア属の葉がミモザ属の葉と酷似しておること、花の形がミモザ・プディカに似ていることから、誤って呼ばれた名だったのです。
そんなミモザアカシアの花言葉は、「秘密の恋」と「友情」。
昔インディアンの若い男女のあいだで、愛の告白をする際にアカシア属の花を贈るという風習がありました。
これに由来してミモザアカシアには「秘密の恋」という花言葉がつけられました。
また、イタリアでは3月8日の国際女性デーを「ミモザの日」として、男性が日頃の感謝を込めてミモザを贈るという慣わしがあります。
恋人や家族に限らず、身の回りの女性にミモザを贈るので、この日のイタリアの街は、ミモザの黄色に覆われるのだそうです。