「秘密」を意味する花1:赤いプリムラ
プリムラ(Primula)は、サクラソウ科サクラソウ属。
冬~春に、赤、紫、白、ピンク、オレンジなどの花を咲かせます。
プリムラ(Primula)という花名は、早春に他の花に先駆けて花を咲かせるために、ラテン語で「最初の」を意味する「Primos」を語源として名付けられました。
バラの花のように美しいことから、英語では、「Primrose(最初のバラ)」と呼ばれます。
プリムラ全体の花言葉として「青春の恋」「青春のはじまりと悲しみ」があります。
多くの色があるプリムラのうち、花言葉に「秘密」を含むのは、赤いプリムラ。
赤いプリムラの花言葉は、「美の秘密」と「後援のない功績」のふたつです。
「後援のない功績」は、まだ雪の残る冬から早春にかけて、他の花々よりも早く、美しいバラのような花を咲かせることにちなんでつけられました。
「美の秘密」は、苦境でひとり努力して、誰よりも早く美しいバラのような赤い花を咲かせることにちなんで、美しさの秘訣は、そうした地道な努力にあるという意味でつけられたのでしょう。