4.赤い百合の花言葉は「虚栄心」
赤い百合の花言葉である「虚栄心」は見栄を張りたい、自分を大きく見せたいという意味の言葉です。
こちらの由来もキリスト教にあります。
キリストの磔刑の際、多くの花はキリストの死を嘆きうつむきます。
そんな中、百合の花だけは自分の美がキリストの慰めになると思い顔をあげたままです。
しかしキリストに見つめられた百合の花は、自らの考えが思い上がりだと気付き、赤くなってうつむきましたという逸話です。
したがって華やかで目立つ色ですが、贈り物としては控えた方がいいでしょう。
自分への戒めを込めて飾るなどの使い方なら適しています。
どうしても赤い百合を贈りたい場合は、西洋で使われている「優しさ」「暖かさ」といった意味もあります。
赤が持つ本来のイメージ通りのこの言葉なら、贈り物としても十分に役割を果たせるでしょう。
その際には、相手に誤解の無いようにどのような意味を込めたのか、メッセージカードを同封するなどの工夫が必要です。