桃の花言葉6:忍耐
花言葉は国独自の感性や逸話のみならず、気候によっても変化します。
ヨーロッパの中でも芸術の都と名高いパリの1年の気温の変動は日本と非常に似ており、四季がハッキリしています。
とは言ったものの、パリは東京より北に位置しているため夏場でも昼夜の寒暖差が激しく、1番気温の上がる8月でも日中は35度を上回りますが、夜には最低気温15度未満をマークする肌寒い日も少なくありません。
冬場も東京と比べると雨量が多く、12月1月は1ヶ月の平均最低気温が氷点下を下回ります。
そんなパリの厳しい冬を乗り越え、春に美しい花を見せてくれる木の1つに桃があります。
フランスでは桃の冷たい季節を耐え忍ぶ姿から、花言葉として「忍耐」を選んでいます。
これは日本や中国などには見られない、フランス独自の花言葉です。