4.「陰の先は陽、そして陽の先は陰」ということを伝えている
太陰太極図のマークの意味は、時間や未来を示していることがあります。
つまり「陰の先は陽、陽の先は陰」ということを伝えているのです。
太陰太極図のマークのを見ていると、左側から上に向かって白く膨らんでいっています。
そしてさらに右側に進んでいくと、黒に変わっていきます。
つまり陽の先は陰の世界が広がっているということです。
逆に右から下に向かって黒くなっていますが、その先を更に左に進んでいくと白くなっていきます。
陰の世界の先には明るい陽の世界があることを教えているのです。
また、太陰太極図のマークを見ていると、思わぬことが分かってきます。
実はこのマークというのは、一日の日の差す時間と関係していることが分かります。
ちょうど時計とリンクしているといえるでしょう。
例えば上の部分は白く明るく陽の世界となっていますが、実際に昼の12時には光あふれる時間帯となっています。
それが過ぎていくと、段々と夕闇が広がっていきます。
太陰太極図のマークも、やはり右から下に向かって黒くなっていっています。
太陰太極図のマークというのは、時間の流れや未来のことを伝えています。
ただの白と黒のマークということだけでなく、様々なことが含まれているのです。