2.「陰と陽は真ん中では分けられない」ことを示している
太陰太極図のマーク意味は「陰と陽は真ん中では分けられない」ということを示しています。
太陰太極図のマークは、半分が白で半分が黒ですが、その二つの色は真ん中で真っ二つに分かれているわけではありません。
世界はそんなに単純なものではないということです。
太陰太極図のマークは、左から上の方が白くなっています。
それとは逆に、黒は右から下の方に向かって黒くなっています。
白も黒も、それぞれお互いのカラーの方に伸びているのです。
つまり、キレイに白と黒は分けられるものではないのです。
物事はそれほど簡単ではなく、陰と陽は交じりあってはいませんが、どちらもお互いの影響を受けていることを示しています。
太陰太極図のマークは、真ん中で白と黒と分かれていません。
上から下に線を引いたようになってはいないのです。
そのマークは、簡単に分類できることなどないことを示しています。
それが世の中の摂理だということなのでしょう。