2.喪中は神社に初詣をしてはいけないと言われる理由
近親者が亡くなったり11月や12月に不幸があった時であれば初詣をしたい気持ちにはならないかもしれません。
しかし、近親者といえ縁遠くてあまりよく知らない方が亡くなった場合などは初詣をしたいと考えてしまっても不思議ではありません。
では、何故神社に初詣に参加してはいけないというかと言うと、神道において「死」は「穢れ」であると考えるためです。
「穢れ」を持った状態で参拝されるのは困るだろうという配慮によるものです。
しかし、これもあくまで「忌中」の間で、「喪中」に関しては行動制限がない(故人を偲ぶ期間)なので神社に参拝しても本来であれば問題ありません。
ただし、地域により考え方や風習などは違うので、参拝したい場合は事前に神社などに問い合わせを行うようにしましょう。
神社によっては、忌中を過ぎていれば厄払いなどの参拝方法を提案してくださる場合があります。