花言葉で「悲しい」を意味する花とは。悲しみを相手に伝える時にこの花を贈ろう

最終更新日:2019年5月13日

花には「悲しい」を花言葉とするものもあります。

このような花は自らの悲しい気持ちを相手に伝えたい時などに贈りましょう。

今回はそんな花言葉で「悲しい」「悲しさ」を意味する花言葉をもつ花たちをご紹介します。

花言葉が悲しいを意味する花1:マリーゴールド

マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲嘆」です。

オレンジ色や黄色の明るい花を咲かせるマリーゴールドに、なぜこんな悲しい花言葉がついているのでしょうか。

それはギリシャ神話の中にマリーゴールドが登場する悲しき神話があるからです。

水の精であるクリスティはゼウスの息子で、太陽の神アポロンを大変慕っていました。

しかしアポロンは王女レウトコエとの恋人関係だったのです。

クリスティには強い嫉妬心が生まれ、王であるレウトコエの父にそのことを告げ口しました。

怒り狂った王は、娘のレウトコエを生きたまま土の中へ埋めてしまったのです。

クリスティは自分のした事でレウトコエが死んでしまった事を嘆き深く後悔し、その場から動けなくなってしまいました。

ただただ太陽を見つめ続け、9日後クリスティの身体はマリーゴールドになったという話です。

この神話からマリーゴールドの花言葉は、「嫉妬」「絶望」「悲嘆」となったのです。

花言葉が悲しいを意味する花2:紫のヒヤシンス

紫色のヒヤシンスの花言葉は「私は悲しい」「悲哀」です。

花の名前の由来はギリシャ神話に登場する美青年「ヒュアキントス」の名前です。

美少年ヒュアキントスは、端正な顔立ちと愛くるしい表情で二人の神から同時に愛されていました。

ヒュアキントスとアポロンは恋人同士であり、ある日円盤投げを楽しそうに遊んでいました。

ヒュアキントスに恋心を持っていた風の神であるゼピュロスが、仲が良い2人の姿を見て見て嫉妬し、強い横風を吹かせました。

するとアポロンが投げた円盤がヒュアキントスの顔に当たり、ヒュアキントスは血を流して死んでしまいました。

この神話から紫色のヒヤシンスとの花言葉は「私は悲しい」「悲哀」となったのです。

花言葉が悲しいを意味する花3:ムスカリ

ムスカリは、日本と西洋での花言葉に違いがあります。

西洋の花言葉で「悲しい」を意味します。

日本での花言葉は「寛大な愛」「通じ合う心」「明るい未来」です。

ぶどうの粒のようなムスカリの花は親子や家族の形ととらえられ、親が子に与える無条件の愛情や、寛大な愛をイメージすることから「寛大な愛」という花言葉になったのです。

それに対して西洋でのムスカリの花言葉は、「失望」「失意」「悲嘆」「憂鬱」です。

ムスカリの花の色は、青や紫が多く、西洋では、青色や紫色は悲しみを表す色とされていることから、ムスカリの花言葉は悲しみに溢れた花言葉が並んでいるのです。

また、ムスカリは、「ブドウヒヤシンス」という呼ばれ方もします。

ムスカリはとヒヤシンスと同じ仲間ではないのですが、ヒヤシンスにはギリシャ神話の悲しい言い伝えがあります。

青色で悲しげなムスカリもヒヤシンスのギリシャ神話にちなんで、悲しみの多い花言葉となりました。

花言葉が悲しいを意味する花4:フクジュソウ

フクジュソウは漢字で「福寿草」と書きます。

旧暦のお正月あたりに黄金色の花を咲かせ始め長い間花を咲かせているので、長寿を象徴する花として「福寿草」と表記されます。

日本では福を呼ぶ縁起の良い花と考えられてきました。

フクジュソウの日本での花言葉は「幸福」「祝福」「思い出」「幸せを招く」など、幸福を象徴させる温かな言葉が並びます。

しかし、西洋の花言葉では「悲しき思い出」を意味する花になります。

フクジュソウの花言葉もまたギリシャ神話が由来となっています。

フクジュソウの学名は「アドニス」といい、ギリシャ神話にもアドニスが登場します。

愛と美の女神アフロディーテに溺愛された美しいアドニスは、ある日森へ狩りに出かけました。

するとアドニスの前に大きな猪が現れアドニスは銃を構えました。

しかし猪に玉は当たらず、仕留めることは出来ませんでした。

アドニスは猪に襲われ、猪の牙が胸を貫き真っ赤な血を流して死んでいきました。

それを知ったアフロディーテはとても悲しみました。

アドニスの流した血からは真っ赤な花が咲き、アフロディーテはその花に「アドニス」と名付けたのでした。

アフロディーテはアドニスの花(フクジュソウ)を見るたびに、アドニスとの思い出に浸っていたことから、フクジュソウの花言葉は「悲しき思い出」となったのです。

花言葉が悲しいを意味する花5:リンドウ

リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」です。

花言葉の由来は、リンドウの咲き方の特徴からきていると言われています。

リンドウは野山に自生しているのですが、群生はせず、1本1本単独で咲き誇ります。

広い野山で小さなリンドウの花が群れずにひたむきに咲く姿から、「悲しみに寄り添う」という意味の花言葉となったのです。

リンドウは漢方薬としても有名でかなり苦味も強いのですが、解熱作用やアレルギー症状を抑える効果があるとして古代エジプトでもつかわれていました。

薬として人々の体調を整えてくれる花としてリンドウの花言葉は、「悲しみに寄り添う」という優しさのある言葉となったのでしょう。

花言葉が悲しいを意味する花6:エンドウ

エンドウは相反する2つの花言葉があります。

1つ目は「いつまでも続く楽しみ」、2つ目は「永遠の悲しみ」です。

「エンドウ」を漢字でかくと「豌豆」となります。

「豌」は「曲がりくねる」という意味を表しており、エンドウのツルが伸びていく様子が、曲がりくねって伸びてくことから、「豌豆」という名前がついたと言われています。

曲がりくねったという表現は「遠回り」や「簡単ではないこと」と解釈することもできるでしょう。

ですから曲がりくねったことを明るくポジティブにとらえるなら「いつまでも続く楽しみ」となり、ネガティブにとらえるとしたら、「永遠の悲しみ」のように感じてしまうことを表しています。

人生は、楽しみと悲しみを繰り返して進むものなのですが、楽しみの中にいるとこの後楽しみや幸せがいつまでも続くような気がします。

悲しみに襲われると、永遠に悲しみが続くと感じてしまうのが人の心の弱さでもあります。

そんな人間のサマを見事にとらえた花言葉と言えるでしょう。

花言葉が悲しいを意味する花7:アリウム

アリウムは長く伸びた太い花茎の先端に、くす玉状のような花を咲かせるのが特徴です。

アリウム(Allium)とは「におい」という意味であり、ラテン語の「allium」はニンニクのことです。

アリウムはネギ属の植物であり和名では「ハナネギ(花葱)」と呼ばれています。

実際にアリウムはネギやニンニクのような匂いがするのが特徴的です。

そんなアリウムの花言葉は、「深い悲しみ」「無限の悲しみ」「正しい主張」です。

アリウムが咲かせる紫色の花が悲しみを連想させる色であり、くす玉のようなアリウムの花がたたずむ人間のようであることから、「深い悲しみ」「無限の悲しみ」となったと言われています。

花言葉で「悲しい」を意味する花を知ろう

「悲しい」を意味する花言葉をもつ花たちをご紹介しました。

花言葉の由来になるのは花の咲き方や花の色から悲しみをイメージしたり、ギリシャ神話の物語の中からきたものが多くなります。

誰かに花をプレゼントしたいときや、自分の部屋に花を飾りたいときには、花言葉を調べてから花を選ぶようにすると、相手にも喜んでもらえますし、自分の気分も高めることができるでしょう。

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