花言葉が悲しいを意味する花1:マリーゴールド
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲嘆」です。
オレンジ色や黄色の明るい花を咲かせるマリーゴールドに、なぜこんな悲しい花言葉がついているのでしょうか。
それはギリシャ神話の中にマリーゴールドが登場する悲しき神話があるからです。
水の精であるクリスティはゼウスの息子で、太陽の神アポロンを大変慕っていました。
しかしアポロンは王女レウトコエとの恋人関係だったのです。
クリスティには強い嫉妬心が生まれ、王であるレウトコエの父にそのことを告げ口しました。
怒り狂った王は、娘のレウトコエを生きたまま土の中へ埋めてしまったのです。
クリスティは自分のした事でレウトコエが死んでしまった事を嘆き深く後悔し、その場から動けなくなってしまいました。
ただただ太陽を見つめ続け、9日後クリスティの身体はマリーゴールドになったという話です。
この神話からマリーゴールドの花言葉は、「嫉妬」「絶望」「悲嘆」となったのです。