花言葉が悲しいを意味する花3:ムスカリ
ムスカリは、日本と西洋での花言葉に違いがあります。
西洋の花言葉で「悲しい」を意味します。
日本での花言葉は「寛大な愛」「通じ合う心」「明るい未来」です。
ぶどうの粒のようなムスカリの花は親子や家族の形ととらえられ、親が子に与える無条件の愛情や、寛大な愛をイメージすることから「寛大な愛」という花言葉になったのです。
それに対して西洋でのムスカリの花言葉は、「失望」「失意」「悲嘆」「憂鬱」です。
ムスカリの花の色は、青や紫が多く、西洋では、青色や紫色は悲しみを表す色とされていることから、ムスカリの花言葉は悲しみに溢れた花言葉が並んでいるのです。
また、ムスカリは、「ブドウヒヤシンス」という呼ばれ方もします。
ムスカリはとヒヤシンスと同じ仲間ではないのですが、ヒヤシンスにはギリシャ神話の悲しい言い伝えがあります。
青色で悲しげなムスカリもヒヤシンスのギリシャ神話にちなんで、悲しみの多い花言葉となりました。