
姓名判断は占いの中で一般的によく用いられるものとして有名です。
その人が付けられている名前からその人の運勢を占いという方法なのですが、なぜこんなに普及していて当たると思われているのでしょうか。
姓名判断が当たる根拠というのは何でしょうか?
1.先祖からつけられた大事な名前だから
名前はそれぞれが産まれた時に、親や祖父母など身近な人が気持ちを込めてつけているものです。
大事な子どもの名前を適当に決めている人は少ないですし、決める時にこうなってほしいという願いを込めていたり、画数から良いとされているものを一生懸命に選んで決めています。
大吉の名前になるように必死で画数を調べて決めていたり、漢字に思いを込めたり、時には良い名前になるようにお寺のお坊さんに頼んで名前の候補をもらうという人までいます。
こういった風習は今に始まったことではなく、ずっと前の時代からしてきていることです。
名前を決める上で画数の本とにらめっこしたり、今ならネットで画数を調べたりして付けるという風に変化はしていますが、ずっと意味があることだからこそ続いてきているのです。
人間の歴史の中でずっと続いているということは、それなりに意味がある、大事だからだということですし、私が子どもの名前を決める時にも試行錯誤をして一日二日では決められず、本を片手に必死で考えました。
その気持ちが込められた名前というものが、その人の運勢を告げていると言われると納得するような気持ちになりますよね。
こんな人になってほしい、こんな人生を歩んでほしいというところから、周りが一生懸命につけているのが名前です。
2.名前で人間を個別に認識しているから
自分の持っている名前というのは一人一人にとって、非常に重要な役割を持ちます。
その名前で普段から生活をして、慣れ親しんでいくうちにその名前が自分の中に浸透していくのです。
そしていつの間にかその名前が自分の一部のようになっていきます。
子どもの頃から毎日のように名前を呼ばれていて、小学生ぐらいになってからはプリントなどに名前を書く機会があったりして、自分と他人を識別するための方法となるのが名前です。
そのためにどんな名前をつけられているかということが、人の人生と大きく関わってくるのです。
3.名前から受ける印象はとても大きいものだから
人は名前から、その人がどんな人かということをイメージして捉えることが多いです。
実際に知り合う前に名前だけ聞いていると、その名前からどんな人だろうと考えてしまいます。
私が会社員として働いていた時に、次に入社してくる人の名前が発表されていると、名前からイメージして周囲の女性で「何かさわやかそうなイメージの人だね」「かっこいい感じ」など話していました。
そして実際にそのイメージと全く同じとまではいかなくても、出会ってみると想像と大きくは外れていないなと思いました。
持っている名前の方に、人間の方が徐々に合せてくるというか、似合う人になってくるのだなでしょう。
4.霊視をする時には名前を重視するから
私は有名な占い師さんに霊視を受けたことがあるのですが、その先生に告げたことは自分の名前と生年月日でした。
霊視をする上でも名前はとても重要な位置づけを持っているようで、名前と生年月日を聞いて、その人の持っているオーラを見て運勢を知るという方法でした。
そして実際に占なってもらうと私の現状を良く言い当てられてびっくりしました。
名前というのはその人の運勢やオーラと大きく関わっているなということを実感した瞬間でした。
5.名前の画数によって名前を変える人もいるぐらい画数が重視されているから
名前の持っている画数によって、その人の運命が決まると信じられています。
占いによって字画が悪いとわかった人は、漢字を変えてそのことによって運勢を変えようとすることもあります。
画数によって運命が変わるということがある程度信じられており、私の周りでも友達が運気アップの為に名前の音は変えずに漢字を変えていることがあり、こんな風に一般的に浸透しているんだなと感じました。
女性は特に結婚をして苗字が変わることによって字画が変わります。
良い方に変わると良いのですが、悪い方に変わってしまうと少なからずショックを受けてしまいます。
姓名判断が支持されている理由を知ろう
このように姓名判断は古くから用いられている方法であり、今もなお多くの人から支持を受けています。
名前を決める時に必死で親がつけているのを見たり、意味を込めているのを見ていると、それだけ名前というものは重視されているとわかりますし日常的に使うものだからこそ、それぞれに思い入れも出てきていることが多いです。
その名前が私達の運勢に大きな影響を及ぼすということも、こういった背景を考えていくと自然なように思えてきますし、これからも姓名判断は時代が移り変わっても残っていくのではないかと感じます。