坤為地(こんいち)の意味・由来・解釈【易】恋愛/仕事/金運はどうなの?

最終更新日:2019年8月14日

陰を表す爻が上下全てに満たされた、天地万物で最大の陰、即ち天に対する地を表すのが「坤為地」です。

大地は天からの気、太陽の光や風雨、或いは植物の種や動物の命などのあらゆるエネルギーを受け止め、育てる最大にして唯一の存在です。

天の気だけでは何事も形にならないまま散ってしまい、地だけでは何事も生み出されず朽ちていくままとなってしまいます。

陰陽の交わる事で万象が生まれるという事を表す八卦にあって、陰が全てに満ちた卦を地と表現したものとなります。

1.坤為地が出た時の解釈

陰の卦が上下に満ちる、と聞くと現在では何となくネガティブなイメージを想起してしまいます。

しかし八卦において陰陽は世界を表す根源であり、優劣を定めるものではありません。

天地万象の形(容)を生み出す為に不可欠な場所でありエネルギーを受け止める存在こそ大いなる大地であり「坤為地」の卦を得た人は、今正しく大きな大地のように包容力を発揮するべき時、状況に置かれていると解釈されます。

乾が天、即ち主君や従えるべきものである動のエネルギーに対し、坤は従者や従うべきものである静のエネルギーと言えます。

また、エネルギーが形となる、結果を得るのはエネルギーそのものや実際動く事に比べてささやかに見える事があります。

しかしその結果は大きなエネルギーを受け止めるという事無くして得られないものです。

決して受け身という意味ではなく、大きな力を受けてしなやかに、力強く進んでいく事で確かな結果を得られると言えるでしょう。

2.坤為地が出た時の仕事運

陰の卦は臣下、現在で言うなら部下の在り方と言えます。

それは盲目的に上司に従うというものではなく、君子、即ち正しい道を指し示し導こうとする人を選ぶ事で付き従うべき道を見出す事が出来るという意味に捉えられるでしょう。

この卦で大切なのは柔和にして続けられるという部分です。

自分が先導して引っ張る事が望ましくないというだけではなく、正しくないと感じる上司にいやいや付き従うという状態でもありません。

心身を損ねる事無く、健やかに続けていける状況に、大きな結果がもたらされる卦と言えるでしょう。

卦を得た人が人を率いる立場であるならば、視点を変えて「自分が従うべきもの」が何かを考えてみて下さい。

法律や状況、或いは発注元の人など、きっと何かが見えるはずです。

3.坤為地が出た時の恋愛運

この卦が出た人は、大いなる包容力によって相手を受け止める事に最大の利があります。

相手のリードに従い、安らかに健やかにある事で地は天を戴く事になり、万物を生み出し載せるものになる、即ち望む結果を得る事になると考えられます。

大切な事は「相手と寄り添う事でお互いが健やかにあれる」という意味を含んでいる事です。

相手に従順であろうとして、お互いが上手く行かないような関係性ではこの卦が表す所ではなく、付き従うのは相手が正しい人であるかという事も大切です。

この卦を得た人であれば、きっとそうした相手を見定める事が出来るはずです。

4.坤為地が出た時の金運

大地は厚い徳があるため、あらゆる天の気を受け入れる事が出来るものである、とするのが「坤為地」です。

金運もまた、天のエネルギーが地に受け止められ形を為したものである事から、金運についても非常に大きな可能性を持っているという事が出来ます。

大切なのは「坤為地」の卦が天、つまり付き従うべき正しい存在を見出し受け入れる事です。

また、拾い物をするという形の金運ではなく、正しいものに付き従う事で心身が健やか、穏やかであれる事を通じ、大きな結果を得られるとするのがこの卦の伝える事と考えられます。

一過性のものではなく、人生における大切な偉大な財産としての「友(朋)」を見出す、という事に繋がるかもしれません。

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