トパーズといえば誰もが一度は聞き覚えのあるよく知られている宝石の一つですよね。
黄色で安価な宝石という具体的なイメージが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?そんな身近な宝石のトパーズですが、実は隠れた魅力が一杯の注目宝石の1つなのです。
今回はそんなトパーズの隠された魅力についてご紹介します。
1.トパーズとは
トパーズ(topaz)はケイ酸塩鉱物に分類される宝石の一種で、和名は黄玉です。
英語名のtopazはギリシャ語の探し求めるという意味からという説が一般的で、その昔トパーズは霧が立ち込めた険しい場所でしか取れない、探すのが困難な貴重な宝石でした。
また、サンスクリット語の火という意味からという説も存在します。
主な産地はブラジルやアフガニスタン、スリランカ、アフリカですが、日本にも産地があります。
淡褐色即ちヘーゼル色に近いほど上質とされています。
また、特に質の高いものはダイヤモンドにも匹敵すると高い評価されています。
トパーズは大まかにOH-typeとF-typeの2つのタイプに分かれます。
前者は屈折率が高く、長期間光にさらしても色あせることは少ないとされています。
一方で、後者のものは色あせる可能性が高いとされています。