
4.さそり座の人は妖しくも官能的
美川憲一さんが「さそり座の女」を歌って、毎年のように年末の歌番組に出てたころがありました。
派手で官能的な衣装、妖しさ、あの方と歌の雰囲気は、賛否両論あるもののさそり座の特徴を捉えています。
世の中に「色気がある」かたはたくさんいて「スタイルがいい」「グラマラス」な人も珍しくありません。
ただ、そこに「妖しさ」が加わる人は滅多にいません。
「妖」の漢字を使う単語は「妖精」「妖かし」「妖怪」いずれも、半分はこの世にいて、半分は別の世界に属するものを表します。
この「妖しさ」だけは、単なる外見だけでは捉えきれないものを表現しています。
「妖しさ」と「官能」が組合わさったときのインパクトは、女性には想像もできないほど男性を惹き付けます。
だからこそ「さそり座の女」は、女性が歌っても物足りないし、半陰陽の「魔性」なかたが歌う必要があったのです。
さそり座の女性は、女性以上の「究極の女」をその存在で表現する、稀有な資質を備えています。
女性同士の間では、さそり座の魅力をなかなか認めたがりません。
それは「真似しようとしても真似できない」ことがわかっているからこそ、余計認めたくないからです。