
2.さそり座の献身と一途さ
いつの間にか人の心に住み着くさそり座の人は、自分で意識してそうしている訳ではありません。
ただ心の向きが定まらず、宙空(ちゅうくう)をさ迷っている状態です。
表情もしぐさも、そこに在ってないような不確かさ、儚さを持っているのがさそり座ですが、ひとたび心が何かに囚われると、瞬く間に状況が一変します。
すべての蜘蛛の糸が巣の中心に向かって集まるように、心のすべてがその対象に集中し、いわゆる「虜」になってしまい、一途に思い詰めるようになります。
その献身は12星座で一番です。
さそり座の人にとって、一途さが男女の愛に向かうと「ロミオとジュリエット」のようなロマンスが繰り広げられ、いつまでも色褪せることなく続きます。
一方で男性と付き合い始めにその一途さが発揮されると、重たがられてしまいますからご注意を。
付き合う期間が短ければ短いほど、極力感情を表に出さないようにした方が賢明です。
恋愛対象はミステリアスであるほうが、相手も惹き付けられるのですから。