2.1月の誕生石がガーネットになった理由
ガーネットが1月の誕生石とされた理由はその構造にあります。
自然に生まれるものでありながら、12面体であったり24面体であったりと非常に整っています。
そのため誕生石の一番を飾るのにふさわしい構造だということで一番最初の1月の誕生石となりました。
日本においてガーネットは、以下の5種に分けられています。
●アルマンダイト
●パイロープ
●グロッシュラー
●スペサルタイト
●デマントイド
この中でも、「デマントイド」は森を思わせる若々しいグリーンで非常に高価です。
その光の分散率は、なんとダイアモンドよりも高いのです。
「パイロープ」の原産国は南アフリカで「ケープ・ルピー」とも呼ばれます。
「スペサルタイト」はオレンジや黄色をしていて、そのような宝石が珍しかった20世紀に生まれたとされています。
これらのガーネットは、成分についてはほぼ同じですが、その組み合わせに違いがあります。
今も、太古の昔から眠っているガーネットがたくさんあるとされていおり、今後新しいガーネットが見つかる可能性もあります。