5.サクラとクレマチス
サクラとクレマチスの花言葉は「精神の美」です。
正義に通ずるものがありますね。
サクラは言わずと知れた日本を代表する樹木です。
一般的なサクラはソメイヨシノで、5枚の淡い薄紅色の花は日本の春に欠かすことのできないものとしてお花見を楽しむ人にとって毎年開花を待ち遠しくさせています。
そんなサクラの花言葉「精神の美」は、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンが子どものときに父のサクラの木を切ってしまったことを、ごまかすことなく正直に告白したことに由来するとされています。
サクラの嘘をつかない真面目な正しさや正義を貫こうする姿も日本人に愛される姿の一つです。
「ツル性植物の女王」の名を持つクレマチスは丈夫なツルをはわせ、見事な花を咲かせます。
北半球の各国に生息し、日本原産の「カザグルマ」、中国原産の「テッセン」など厳守を品種改良されて今では230種類以上の品種があります。
世界中から愛されるクレマチスの花言葉もまた「精神の美」です。
細く弱々しいツルからは、思いもよらないほどの華やかで大きな花を咲かせる特性からつけられました。
内に秘めた生命のエネルギーがクレマチスにはあります。
正義や精神は普段は目に見えません。
それが垣間見られるとき、人々を引き付けることができたら、それは本物なのかもしれません。